寄せられる相談の中でも、かなり多いのですが
散歩中に他人や他犬にガウガウして咬みつこうとしてしまう子。
原因は社会化不足だったり、過去のトラウマだったり様々ですが
要は他人や他犬が怖いんです。
だから攻撃は最大の防御なりの精神で向かって行ってしまうんです。
そういう子の飼い主さん、まずは口輪をして下さい。

そういう子を散歩させてる最中に他人や他犬に出くわすと
当たり前ですが、飼い主さんは緊張しますよね。
「きっとガウガウしてしまう。もしも咬んじゃったらどうしよう、、、。」と。
そんな飼い主さんの緊張状態はダイレクトに犬に伝染します。
結果、犬は恐怖心をつのらせ悪循環に陥ります。
口輪をすることで相手に危害を加えることは出来ないと
飼い主さん自身が落ち着くことが出来るはずです。

そして、もう一つ。これがもっと大事な目的なのですが
ガウガウ行く子は最初に書いたように相手が怖いんです。
飼い主さんが気を付けていても、犬のペースを無視して触ろうとする人や
他人の犬はもちろん、自分の犬すら読めないで
尻尾も首も立てて真正面から鼻に突っ込んでいくような犬を
「うちの子はフレンドリー」と勘違いして
平気で伸縮リードを伸ばしっぱなしの人も多いです。
でも口輪をしている犬に手を出したり犬を近づける人はいないはずです。
それによってガウガウする子は他人や他犬は怖くないということを
自分のペースで学んでいくことが出来ます。

口輪をすれば、それで終りではありません。
もちろんトレーニングをしていく必要はありますが
まずは、そういう道具を使うことで周りに危害を及ぼさないようにして
自分の犬が加害者になることを防いで下さい。
それが犬を守るということです。



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