飼い主がリーダーになると一口に言っても手法は色々ありますね。
一番多く知れ渡ってるのはリーダーウォーク、マズルコントロール、
ホールドスティルなどを行なって飼い主がリーダーであると
犬に分からせるという方法でしょうか。
元々、私はマズルコントロール、ホールドスティルには
異を唱えているのですがリーダーウォークも『引っ張ったら
犬がキャン!と悲鳴を上げるくらい引き戻して方向転換』というような
乱暴な方法を良しとしてる間違った解釈を割と見かけます。

犬に何かを教えるのに痛みを与える必要はありません。
逆に言えばリーダーは飼い主だと「分からせよう」とするから
痛みに頼ってしまうんです。そうではなくリーダーは飼い主だと
「認めてもらえる」ように行動することを心掛ければ
痛みは必要ないどころか悪影響であることが理解出来ると思います。

イギリスでは『犬は飼い主を写す鏡』と良く言われます。
痛みを用いた躾をされた犬は、何かあった時に痛みに頼るようになります。
例えば犬自身が嫌だと思うことを犬が自分よりも
下に見がちな存在(人間の子供とか)にされたときに
痛みを用いて相手を躾ようとするようになる危険性があるということです。

リーダーだと認めてもらうために大事なのは
とにかく犬の行動を先読みするということです。
良い事も悪い事も先読みして行動に移す。
それによって犬は「この人は自分の気持ちを分かってくれる、
この人についていけば安心」と信頼を寄せてくれます。
それが犬にリーダーと認めてもらうということです。




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