だいぶ前に犬を尊重して接して下さいという記事を書きましたが
犬を尊重することばかりに重点をおいてしまって
犬に周りを尊重することを教えることが疎かになってしまっては
良い関係作りは望めません。
過去記事の可愛がる≠甘やかすに通じる部分もあるので
もう聞き飽きた~って方もいらっしゃるかもしれませんが
大事な基本中の基本ですので、再度書いてみたいと思います。

犬が気持ち良く眠っていたり、一人遊びをしていたり
食事中などに邪魔をしないという事を実行してる飼い主さんは多いでしょう。
ですが逆の場合はどうですか?
飼い主が何か用事をしている時に構って~遊んで~と犬が寄ってきたら
用事を中断してでも構ってしまったり
飼い主の食事中に欲しがるって騒いだりする行為を黙認したり
ついつい要求に答えて、ちょっとあげたりしちゃってませんか?

こういう些細な行為が自分はいつでも尊重されなければいけないけど
周りのことは軽視しても構わないと犬に間違った認識を持たせてしまいます。
何時でも、どんな状況でも犬の要求に答えられるなら
それもアリかもしれませんが、それは不可能なことですよね。
食事を例にあげるとすれば、来客時に『ちょーだい!』と騒がれたり
お客さんに出したものを奪おうとされたりしたら困るわけですし。
いつも許されることが許されない、これは犬にとって大きなストレスですし
信頼関係にもヒビが入りかねません。

大切なのは自信に満ちた態度と一貫性と公平さ。
良いことは、何時でも良い。ダメなことは何時でもダメという一貫性、
そして「あなた(犬)を尊重するから、周りのことも尊重してね」が公平さです。
一方通行ではなく、お互いに尊重し合う関係を築いて下さい。



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