奔放な兄と健気な弟

予告通りGシェパ兄弟のお話でーす。

兄弟といっても血の継りは全くないんですが

兄はマックス（２才半）、弟デューク（８ヶ月）です。

マックスの名前に『あれ？』と思った方もいらっしゃるでしょう。

そう、アメンバー限定記事に何度か登場した、あのマックスです。

事の始めは今年の１月。マックスの飼い主夫妻から

「いつか２頭目を迎えたいから、もう大丈夫と思ったら教えてね」とお願いが。

いや、もう何時迎えてもオッケーでしょ～と答えると

夫婦揃ってかなりの勢いで大喜びした後、

「じゃあ後の事はよろしく！」とブリーダー選びから全て私に丸投げ。

でもこういう頼まれ事は本当に嬉しい限り。

私のブリーダーを見る目、パピー選びの慎重さを

信頼してくれての事ですからトレーナー冥利に尽きます。

遺伝性疾患の検査を受けているかどうかは、もちろん、

両親犬や親戚犬の性格、パピーにどういった社会化をさせているかまで

吟味してブリーダーを決定。もちろんパピー達の中から

マックスと相性の良さそうな性格の子を選びましたよ～。

そして４月、生後３ヶ月半のデュークがやってきました。

ブリーダー宅で色々な社会化練習をしてきたデュークは

初日から、すんなり新しい家に馴染み

強気でオラオラな傾向があるマックスも

穏和で兄ちゃんについて行きましゅ！なデュークを問題なく受け入れました。

デュークは手の掛からないタイプの犬ですが、

まだまだパピーですから多少のイタズラはします。

デュークがイタズラをしても、マックスは「しょーがねーガキだなー」と

生温かい目（笑）で見守っているんですが

たまーにテンションが上がると赤ちゃん返りをして

イタズラに参加しちゃったりします。

どっちがイタズラをしても、犯人は退場させられるわけですが

マックスが退場させられるとデュークは「ボクは、いつでも兄ちゃんの側に」と

退場中のマックスに寄り添ってるのに

デュークが退場させられた時のマックスは

「オレは関係ないもんね～」とソファでヘソ天。

まさに奔放な兄と健気な弟の良いコンビで

これからが増々楽しみな２頭です～。