ブログ更新が遅くなり申し訳ありません。

救う会のサイトにもアップされましたが、由宇人にドナーが現れ無事に移植手術が終わりました!!

渡米して1ヶ月・・体に血栓が飛ぶ、硬膜外血腫のため開頭手術・・・と様々なアクシデントがありましたが、ようやくドナーの方の善意によって由宇人の新しい人生が開かれました。

これも本当に皆さんの善意のおかげでもあります。

ドナーが現れたとの情報が入り22時30分に手術室に入室予定が2時間遅れとなりましたが、手術が終わり病室に戻ってきたのが午前8時過ぎ。

そこから1時間30分程、先生方によるチェックや機械の搬入がありやっと傍に行くことが出来ました。

手術室には私たち両親も入り麻酔が効くまでいることが出来ました。

移植の終わった沙也ちゃんや ゆうりちゃんの元気な姿を見ていたので、心配よりも明るい希望の方が大きく、先生にすべてをお任せし待ちました。

病室に戻ってきた由宇人・・・なんといっても心臓を補助していてくれたポンプ、チューブが外れていること、そして新しい心臓による鼓動が目で確認できることがとても感動しました。

Drチェンからは「ゆうとの心臓はとても酷いものだったよ、でも新しい心臓はとてもすばらしく手術も成功しました」と握手をし、看護師さん達は「おめでとう!」と何人もの人から激励の言葉がありました。

心臓のあたりを触ってみると鼓動の感触がとても素晴らしく感動しました。

心拍数、血中酸素濃度、血圧ともに安定しています。

今日は心臓が馴染むまで全体安静にしたいので話しかけないでくださいと言われたので、指示があった時にしか由宇人の視界に入ることは出来ません。

もどかしさがありますが急性期を安定して過ごすには従うしかありません。

夕方に看護師さんから「親の顔の認識と手術が終わったことを伝えてください」と言われたのでうっすら意識のある由宇人に話しかけました

「ママだよ!わかる?」と言ったら「うん」とうなずきました。

「手術が終わってポンプも外れたからね! 頑張ったね」と言い終えた時にはまた眠ってしまいました。

ドナーになってくださった方へご冥福を祈るとともに心から感謝いたします。

移植された9月28日は由宇人にとって二つ目のバースデーとなりました。

本当に皆さんありがとうございました。