入院当日、マルク終了後
私と主人は、先生からの説明を受けました
小さい部屋で、テーブルとホワイトボードがあり、座りながら説明を受けました
なんか、ドラマみたいだなーと思いながら

▲白血病で間違いないこと
▲その理由として、血液中にあるはずのない芽球(がきゅう)という血液の赤ちゃんがガン化したもの、すなわち白血病細胞が78%あるということ
全体の78%も悪い細胞ってこと!?とビックリしました
▲白血病細胞によって、脾臓が肥大していること
▲小児の場合、今は治癒率が8~9割あること。ただ、化学療法がどれだけきいてくれるかは、個人差があるのでやってみないとわからないこと
▲治療には、リンパ性で約1年間。骨髄性で約半年間かかること

で、娘は何性だったんですか?というと、先生二人が首をかしげながら検査結果の紙を見せてきた

その結果をみるとほとんどリンパ性なんだけど、骨髄性を示すところにもわずかに反応があったんですと、、
今日は、病院での結果なので、もう1ヶ所外部の検査機関と、白血病の権威の先生がいる大学に送り、みてもらうとのこと

ほとんどリンパ性だけど、骨髄性の性質も持ち合わせている「混合型」とのことびっくりなんじゃそりゃーー!?

珍しい白血病の中でも更に珍しいやつになっちゃったってこと??と。パパと笑うしかなかった。なんか娘らしくて、、

教授のO先生も実際に混合型の患者はみたことがないので、白血病に詳しい他の病院の先生に指導を仰ぎながら治療を進めていこうと思いますとのこと

▲治療の進め方と副作用について

抗がん剤は、悪い細胞だけをやっつけてくれるのではなく、良い細胞もやっつけてしまうので、副作用がでる
脱毛するのも、髪の毛の細胞を殺してしまうからだと

吐き気に関しては、今は以前に比べると吐き気止めが非常によくなったために、ゲーゲー吐いている子はほとんどいないとのこと。抗がん剤を入れる前に吐き気止めを入れるそうだ。少し安心。

抗がん剤をやると、骨髄抑制がかかり、赤血球や血小板、白血球、白血球の中の菌をやっつける兵隊のような好中球(こうちゅうきゅう)というものが、一時的に少なくなる
その時期は、感染しやすい状態になるため、手洗いうがいを徹底すること。赤血球や血小板はそのつど輸血しながら、この時期を耐える。骨髄が元気になると、また増えてくる。

増えてきたところで、また攻撃!
これを繰り返し、徐々に白血病細胞を減らしていく治療だということ

1週間に四日間いれるのを一ヶ月やったり、24時間入れ続けたり、抗がん剤の種類も組み合わせをかえて、まさに手を変え品を変え、耐性がつかないようにしながら白血病細胞とたたかっていくイメージですね


先生二人も主人もさほど気ににしていなかった脱毛に関するところが、私は一番気になった。何故なら、娘は3年生にしてはどちらかというと、女子力高めというか、こまっしゃくれているというか、マセガキというか、、いつも手鏡片手に前髪をクシでとかしているるような子供だったので、ツルツル頭の自分を見るのは耐えられないのではないかと思ったのだ。

先生たちは、まぁ治療が終われば生えてきますからね。と、あまりとりあってくれなかったのだが、同席した看護師長さんが理解を示してくれた。

ただ小児科でウィッグをつけている子を見たことはないですねーと。
でも成人の内科にはパンフレットがあったと思うのでもらっておきますね。と言ってくれた。

私の作戦としては
抜ける前にウィッグを準備しておいて、抜け始めたらすぐにつけてしまえば、鏡にうつる自分の姿に変化はなく、精神的ショックを少しでも軽減することができるのではないか、、と考えた