「ヘルパーになった理由」とか


「ヘルパーになった動機」とか


ここにたどり着く人の理由で結構多いみたいなのだけど


その検索した先の記事は参考になっているのかしら?



理由は何であれ


人と関わることが好きで


たとえ認知症で出来ないことが増えている状態であっても


寝たきりで話すことはできなくても


相手には心があってこちらがしていることが全てをわかっているのだと


心に寄り添うことがこの仕事では大切なのだと理解できる人なら


ヘルパーの仕事はできますよ。



たとえ介護技術がなくても技術は経験で上達するけど


心に寄り添う気持ちは経験ではどうにもならないのでね・・・


流れ作業と思って心は関係なしでも仕事はできちゃいます・・・



じじばば相手で介護って大変な仕事だよね


なんて思っている人には向かないかもしれませんね。



介護で一番大切なのは相手の心に寄り添うこと。


担当になった利用者さんの一番の介護のプロは一緒に生活しているご家族。


(まあこれは在宅介護に限るのかもしれないけど・・・


介護ヘルパーは介護のプロかもしれないけど


その利用者さんのプロではなくて


ただの介護ヘルパーなので・・・



あと自分のことばかりを話すおばちゃんヘルパーはプロ失格。


利用者さんの気持ちをうまく吐き出せるように


トークを持っていくことが出来るのがプロ。



こわばった利用者さんの心をほぐせないとね。


知らない人が自分の家に来たらどう思いますか?



意外とみんなその辺の想像力が足りてない。




介護は特別な仕事ではなくて


売り上げ重視ではなく相手の心に寄り添える素敵な仕事だと思いますよ。



自分がこの仕事に復帰しようと思えないのは


みんな先に逝ってしまうから・・・



そしてその時に立ち会えるのは家族だけであって


たとえ家族のような気持ちで接していても


臨終のときに連絡してもらえるわけではないし


亡くなった時に自分は所詮他人だと痛感させられてしまいさみしいだけだから・・・



毎回この時が最後かもしれないと思いながら接していても


やっぱりまた会いたいのが本音だよね。



あなたの訪問したその日が最後かもしれないと思って訪問できていますか?


自分は訪問介護しか仕事として経験してないのでこんなトークしかできませんが・・・




それは日常も同じ。


今日と同じ日は二度と来ない・・・


それが理解できていますか?