話は「現在」に飛ぶ。戻る。
何がどーしてか、
今は、
「不思議体験」
ってテーマでこのブログを書いている。
いや、理由はわかっている。
「コロナ渦」
その最中に、親友ってヤツが死んでしまい・・・
そこから、
これまでの人生で起こった、
「不思議体験」
ってのにフォーカスして描いてきた。
過去の「不思議体験」を綴る。
・・・・ってことは、
「過去を思い出す」って作業だ。
「不可思議」
そんなことばかりを思い出していると・・・・
リアル社会。
リアル生活でも、そんな空気になってくるのかもしれない。
「魂」ってやつが、時空を超えて、あっちにったり、こっちにいったり・・・・そんなことが起こっているのかもしれないな。
空気・・・・雰囲気・・・匂い・・・
何か、
得体が知れない・・・・っていうと、なんだか「おどろどどろしい」・・・・「怖い」って感じだけど、
そうじゃなくて・・・
上手く、言葉で言えないんだけれど・・・
何か、
別の世界の空気・・・匂いを感じるようになっていた。
なんだか、
日々の生活が「夢うつつ」というか・・・
なんだか、リアリティがもてないような感じになっていた。
・・・・そして、
それは、
「車」から始まったんだった。
仕事は車移動だ。
・・・・それは、これまで散々に描いてきた。
ボクが、
プリウスを駆って、
日々の風景で、
首都高を走るプリウスの姿を描いてきた。
・・・・ちなみに、
今の愛車はプリウスじゃない。
劇中でプリウスに乗っていたのは・・・
「東北大震災」の最中だ・・・・ってことは、10年以上前の話だ。
同じ車を10年も乗り続けてはいられない。
ボクの仕事は・・・
劇中でも描いているとおり、
日本全国を走り回る。
・・・・ってことは、「年間走行距離」ってのが、けっこーな距離になる。・・・・車の消耗も激しい。
・・・・ってことで、
もう、
あの、新車で買ったプリウスは手放している。
で、
ここ数年・・・「コロナ渦」ってのに痛めつけられた。
仕事は「激減」していた。・・・・ってか、「無職」っていってもいいような状態にまで追い詰められていた。
一番コロナが猛威を振るった時は、
全く、家での「引きこもり」状態だった。・・・それが、ほぼ3年も続いたんだった。
体調はボロボロになっていった・・・・瘦せ細った身体・・・・もちろんコロナ騒動だけではなかったわけだけど・・・
・・・・ってことで、
今乗っているのはトヨタの「アクア」だった。
プリウスの「弟分」に当たる車だな。
・・・・・で、「コロナ渦」、
ほぼ「無職」
とうぜんに、やっすい中古車に乗っていた。
プリウスは、
トヨタが社運を賭けて造ったような部分もあって・・・
乗っていても、
どこか「高級車」って匂いがあった。
大衆車なので・・・・そして、不景気時代に造られたので、
シート、ステアリング・・・・全ての素材が安価なものでできている。
でも、
その調理方法が見事だった。
「仕立ての良さ」みたいなのが上手くて、
大衆車でありながら、
どこか「高級感」を醸し出していた。
・・・・から、比べたら、
「アクア」はチープだ。
実質オンリー。
プリウスから一回り小さい車両は、
何といっても、
中が狭い。
助手席に人が乗っていれば、
何かの拍子に肘がぶつかるほどだ。
・・・・でも、しょうがない。
バブル崩壊。
失われた30年。
・・・・さらには、「コロナ渦」・・・・そして入退院・・・途絶えた収入・・・
ボクのような仕事、働き方には「助成金」の類はなかった・・・・
車は、
燃費最優先・・・・かろうじて長距離もこなせる居住性。・・・・軽自動車じゃ、さすがに厳しい・・・
その妥協の産物で「アクア」に乗っていた。
仕事は、車移動だ。
ひとりで仕事をしている。
だから、
助手席に誰かが乗るってのは、あんまりない。
どこへ行くにも一人で運転して、一人で移動する。
だから、
ボクの車。
助手席のシートは新しいままだ。
「コロナ渦」
下火を迎えていた。・・・・背に腹は代えられず、政府が強制的に「終了」としたような感はあるけれど・・・
それでも、
ようやくに、
ポツポツと仕事が入り始めていた。
ある日。
コンビニで昼食をとっていた。
車移動なので、駐車場があるコンビニが、ボクにとっては昼食場所だ。
・・・・で「セブンイレブン」がお気に入り。
客先近くのセブンイレブンは、全て頭に入ってるってくらいヘビーユーザーだ・笑。
「崩壊の街」でも、そのあたりのシーンはよく描いた。
で、
客先近くのセブンイレブンで昼食。サンドイッチを食べていた。
昼食の時は、車内でテレビを点けてる。
大下容子アナウンサーが喋っている。
・・・・別に意味はない。
昼番組の中で、一番「罪がない」
一番、箸にも棒にもかからないって番組ってだけだ。
バラエティや、
やったらめったら、他人のプライバシーに首を突っ込んでくるコメンテーターにはウンザリする。
それだけの理由だ。
・・・ら、
突然だ。
突然。
窓が開いた。
助手席の窓が開いた。
うぃ~~~~~~~~ん・・・・・
誰もいない助手席の窓が開いた。
・・・ら、
うぃ~~~~~~ん・・・・
窓が閉まった・笑。
助手席に座っている人間が、
窓「開く」ボタンを押して・・・・・開ききる途中で「閉まる」ボタンを押したような感じ・笑。
・・・・・なんだぁ・・・・????
窓の外は太陽の日差し。
まっ昼間だ。
あり得ないことが目の前で起こっていた・笑。
目が点になった・笑。
けど、まぁ・・・
何もしない。
何もできない。
・・・・不思議なこともあるもんだねぇ・・・・
それで終わり。
で、
昼食が終わってセブンイレブンを後にする。
客先到着。
車をとめて降りる。
リモコンキーでドアをロックする。
ピッ!
車から電子音がする。
・・・・と、次の瞬間。
ピピッ!!
再度、車から電子音。
ドアロック解除の音がした・・・・・・笑。
くどいけど、
まっ昼間。
なーーーーーんにも、「恐怖」は感じない。
日常生活の中でのワンシーン。
ピッ!
ボクは、再度、ドアロックをして客先に向かった。
昼間。
ビジネスオンタイム。
・・・・・でも、
過去に、まっ昼間に、似たような状況を・・・・似たような空気を嗅いだことがある。
・・・・そして、
スイッチの「入り切り」だったら過去にも経験はある・笑。
「霊」って存在と、
・・・・・こりゃぁ・・・
誰かが助手席に乗っているのかもしれない・・・・・そう思った。
・・・でも、
誰だよ・・・・???