男は、オスは、

 

「射精しなければ生きていけない生物」だ。

 

 

自らが「生殖周期」を自己完結できる女性と違って、

 

男は、自らの意思で「射精」しなければ生きていけない動物だ。

 

 

女の人の生殖周期は、ほぼ1ヶ月。

 

男は、約3日。

 

体内で精子が製造されて、ほぼ3日で満タンになる。

 

 

・・・・んで、

 

出したくて出したくてしょうがなくなる。

 

 

「射精したい・・・」

 

「SEXしたい!!」

 

その衝動に身悶えする。

 

 

 

・・・・だからといって、

 

オス。男。

 

みんながSEXできるわけじゃない。

相手がいるわけじゃない。

 

 

精子が身体いっぱいになったからといって、

 

みんなが、SEXして「射精」できるわけじゃない。・・・・むしろ、SEXできないオス、男の方が多いんだと思う。

 

 

それで、オナニーするしかないわけだ。

 

 

決して、

オナニーしたいわけじゃない。

 

 

だけど、

 

「生殖周期」を自己完結できない男は、オスは、自らの手で射精するしかないわけだ。

 

 

 

・・・・しかし、

 

これが、

 

女の人にとっては、

 

たまらなく「気持ちが悪い」

 

チョー気持ち悪い・笑。

 

 

女の人の生理は、

 

自然に完結するので、「性欲」が起こらない。・・・・厳密には妊娠可能時期に起こるらしい。

 

しかし、

 

他から「手を加えて」生理が起こるわけではないので、

 

他から手を加えてもらう必要がないので、

 

 

男の、

 

 

「射精したい」

 

「SEXしたい」

 

全く理解ができない。

 

 

 

「・・・・・男ってサルなの・・???」

 

 

そう思って嫌悪する。

 

 

 

男とは、

 

「性欲」によって、人生を棒に振るほどの犯罪を起こしてしまうほどの動物だ。

 

それほど、男の「性欲」とは強烈な欲望なのだ。

 

 

・・・・なのに、

 

「快感」は、女性の方が男の50倍、100倍って言われる。

 

・・・・なんだよ、これ・笑。

 

 

 

・・・・くどいようだが、「自然の摂理」

 

神が造った、

 

子孫繁栄の行動原理。

 

 

「性欲」という、

 

甘い蜜で、

 

オスを、子孫繁栄の行動に駆り立てようという神の策略だ。

 

 

・・・・しかし・・・

 

この「性欲」で、

 

どれだけ世の男の子たちは、人生を悩まされるものなのか・・・・

 

 

 

女の人が、

 

 

「気持ち悪い」

 

 

そう思う、男の性欲。

 

 

 

・・・・それは、

 

 

男にとっても「気持ち悪い」ものなのだ。

 

 

「サル時代」

 

 

男の思春期。

 

中学生。

 

高校生。

 

 

もう、

「射精したくてたまらない」季節だ。

 

 

・・・・そんな自分を、男本人も「気持ち悪い」と思う。

 

 

全てが「性的」に見えてくる。

 

 

街を歩く女の子のスカート。

 

パンツルックに映る下着のライン。

 

 

・・・・全てが「性的」に見える。

 

全てを思い出しオナニーする。

 

 

・・・・しかし・・・

 

そんな自分が嫌で嫌でしょうがない。

 

 

試験勉強は手につかない。

 

受験勉強がどれだけの苦痛か、

 

女の子にはわかるまい。

 

 

自分が気持ち悪い。

 

・・・・自分は異常なんじゃないか・・・・

 

 

そんな思いに苛まれる。

 

 

自己嫌悪に圧し潰されそうになる。

 

 

 

・・・・やりたい・・・・出したい・・・・射精したい・・・・

 

 

 

「射精」すれば、

 

頭は冷静になる。

 

シャンとする。

 

 

・・・・しかし、またすぐに精液は溜まり、・・・・なんたって3日で満タンだ・笑。

 

 

また、

 

 

・・・やりたい・・・出したい・・・・射精したい・・・・

 

 

オナニーにふける。

 

 

文字通りの「猿時期」

 

 

猿にオナニー教えれば、死ぬまでやり続けるという。

 

全く、思春期の男の子がそれだ。

 

 

時間があるなら、1日中、ベッドでオナニーしていたいと思う。

 

それくらいの「性欲」の強さだ。

 

 

 

・・・・しかし、

 

自分の情けなさ、惨めさに、

 

自分が嫌になる・・・・

 

 

思春期。

 

 

男の子たちは、そんな思いに苛まれながら日々を過ごしているんだ。

 

 

忘れるために、

 

厳しい部活に没頭する。

 

 

日々、葛藤の毎日なんだ。

 

 

 

・・・・しかし・・・・

 

 

ボクには、それがなかった。

 

 

幸か不幸か、

 

 

身体が、その時代に入り込む以前に、

 

先輩の寂しさの代用品となった。

 

 

・・・・そして、

 

大人の彼女の玩具とされていった。

 

 

ボクは、「SEX」の、

 

悉くを教え込まれたんだった。

 

 

・・・・ボクは、

 

いつだって誰かの代用品だった。

 

 

・・・しかし、

 

だから、ボクには良くも悪くも「サル時代」がなかった。

 

高校生。

 

女の子。アイドルに現を抜かす同級生たちを冷ややかに見ていた。

 

 

 

あの経験がなければ、

 

人生は全く違ったものになったんだろうと思う。

 

 

 

アルファポリス。

 

 

「崩壊の街」ボクは不倫に落ちた。

 

 

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