凄まじいSEXだったと思う・・・

 

 

「快感」

 

 

そんな言葉で表現できるものじゃなかった。

 

 

 

彼女は何度も果て・・・逝き・・・

 

 

起きてることは、

 

目の前の行為は、

 

動物の交尾のようだった。

 

 

「人間」という仮面を脱ぎさっての行為だった。

 

 

・・・・いや、

 

「人間の仮面」どころか、

 

肉体を離れた「何か」の交わりだったと思う。

 

 

剥き出しの心臓。

 

剥き出しの魂。

 

 

そんなものの交わりだったと思う。

 

 

凄まじいまでの、人生上での経験だった。

 

 

 

・・・ついにボクは果てた・・・

 

 

死を迎えたほどの果てを迎えた。

 

 

 

ふたり、

 

ベッドで微睡む中。

 

 

気づけば、

 

 

彼女は泣いていた・・・・

 

 

 

アルファポリス。

 

 

「崩壊の街」ボクは不倫に落ちた。

 

 

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