「東北大震災」
そこから音信不通になった。
・・・・彼女の安否はわからない。
生きた心地がしなかった。
ニュース映像からは地獄絵が展開されていた。
火災が治まらない。
原発は爆発していた。
巨大な船が道路に打ち上げられていた・・・
居てもたってもいられない。
彼女を助けに行こうと思った。
・・・・きっと避難所にいる・・・
捜しに行こう・・・
無事ならそれでいい。
彼女が旦那さんと一緒にいれば・・・
生きてる姿が見られればそれでいい。
生きてる・・・・それだけがわかればいい・・・・
生きている。
それがわかれば、黙って消えればいい。
東北でボランティア活動しながら、
彼女を捜そうと・・・安否を確認しようと思った。
・・・・しかし、
どこへ行けばいい。
彼女の住んでる場所がわからない。
・・・・彼女に会えた。
抱き合ってしまった。
・・・・もう離れられない・・・・
会いたい・・・
会いたい・・・
毎日、
毎晩想う・・・
今度は、
手を繋いで桜を見たい・・・・
ボクたちには、
ふたりで叶えたいいくつかの「夢」があった。
アルファポリス。
更新しました。
・・・・いったん、ここで休憩にします。
「第二部」・・・・というわけではありませんが、
今回の話で、
この「章」を終了とします。
ありがとうございました。
・・・・ちょっとね・・・疲れた・笑。
温泉でも行こうかしらね・・・・笑。
休憩入りまーーーーす。