資格試験の勉強をしていると、直前期になると不安から、たくさんの参考書や問題集を買ったり、単発講座を受講する受験生が少なくありません。
特に、社会保険労務士試験では、受験生に社会人が多く金銭的に余裕がある方が多いこと、近時の法改正が出題される場合が少なくないこと、出題予想がしにくい「一般常識」の科目があるからこの傾向が強いようです。
教材や講座は、本当に必要なものだけに絞るべきです。あれこれ手を出しすぎるとどれも中途半端になってしまいます。そして、買ってもできなかったり、やりはじめたものの中途半端になったりしているものが増えれば増えるほど、不安感が増していきます。
そして、不安をまぎらわせるために、ちょっとでも良さそうと思ったり、評判を聞いたりすると、また買ってしまう。まさに悪循環です。私は、これを「参考書蟻地獄」にはまったとよんでいます。
そして、この参考書蟻地獄は、ウィルスのように、他の受験生のハートに伝染するのです。
このウィルスに感染してしまったら、どんな注射も効きません。
やりきれてない教材のことばかり考えてしまい、何も手につかなくなってしまいます。
> ハート型ウイルスに
> やられてしまったみたい
> どんな注射も効かないわ
> あなたのことばかり
> 考えてしまうの
> 何も手につかないくらい
AKBチームA ハート型ウィルスより