もう何年も前の事。

 

父も生きていたし、

我が家が経済的大ピンチの時。

 

呉の大和ミュージアムへ行った。

 

 

 

第2次世界大戦は経験はしていないけど、

広島で生まれ育ったので

爪痕は生活の中で感じながら育った。

 

「男たちの大和」

という映画も見たけど、

最後、ガンガン海に落ちていくシーン

迫力もあるけど

ひとりひとりの人生と考えたら、

そうやって冷たい海で

命を落としていく最期

 

命の重さはどこにあるんだろう・・・

と思った。

 

 

そして残された人たちが

当時を振り返る動画を見た時、

 

実は全然違う感情になった。

 

一家の主を失う、

頼りにしていた長男を失う

 

残された経済力のない女性は

家族を亡くした悲しみだけでなく

お金の問題も

現実として突き付けられていた。

 

 

当時私も、その「お金の問題」で

お先真っ暗な時だったから、

その動画で話す女性たちの

そのころの不安や絶望感は

理解できた

 

 

でも、

皆さん、立派な家に住み

長寿で

見た感じ幸せそう。

 

 

そんな姿を見て、

 

 

「今」がどんなに悲惨でも

 

違う「未来」だってあるんだ

 

 

戦争とか

戦死とか

 

そういうのとは全然違う感想で

勇気づけられたことを

なぜか、

今日、思い出した。