私はデザインセンスに自信がないので、ホームページ制作の時には既存のテンプレートをフル活用しています。

なので、色彩やデザインセンスに優れている人がうらやましくてなりません。


しかし、この「色彩&デザインセンスに優れている」というのも、時にはでっかい落とし穴になってしまう事があります。

たとえば、この写真をご覧ください。

http://twitpic.com/6h3fd3




日本有数の迷路・新宿のどこかにある案内板らしいのですが、さて、トイレを我慢しているアナタは、この案内板を見てどうしますか?


1.【化粧室】のすぐ上に → があるので右に行く。
2.【化粧室】のすぐ下に ↑ があるので直進する。
3.【化粧室】の左に ← があるので左に行く。


どの回答もそれなりに説得力がありそうで迷います。たぶん私ならすぐあきらめて、近くの店員さんにトイレの場所を聞くと思います。

何しろ「魔界都市・新宿」ですから、迷ったら死にますし(ヲイ)



正方形のパネルを3×3で並べると、デザイン的にはしっくり来るんでしょうね。パッと見でキレイに収まっていますし。

だがいかんせん、これでは何がどこにあるのか分からん。


見た目がスッキリしてキレイにデザインできていても、本来の目的である「どっちに行くと何があるのか?」が分からない案内板なんか「剥がして代わりにポスターでも貼っとけ」と思います。



こういうことは、ホームページを作る時でも起こり得ます。特に、 BiND for WebLiFE というソフトだと上品になり過ぎやすいです。

確かに添付のテンプレート(ホームページのひな形)は、ホームページビルダーとは比べる気にもならないくらいキレイです。

ただし、本来なら目立たせたいアピールポイントや他のページへのリンクまでデザインに溶け込んでしまうのが業務用としては…。

※ま、自分で注意して目立たせれば良いだけなんですが。



というわけで、ホームページを作る時には、わざわざダサい見た目にする必要はないにしても、キレイすぎて文面などをアピールできないという事にならないようご注意ください。

そう言われても、どこをどう直せばいいのか分からない。という方には、こちらの講座をオススメいたします。

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「ゼロから作ってほしい」「今あるHPを全面リニューアルしたい」という方には、こちらをオススメいたします。

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ちなみに、先に挙げた「3×3の分かりにくい案内板」の項目を有志が画像加工ソフトで並び替えたものがこちら。

その1: http://twitpic.com/6h83ag
その2: http://twitpic.com/6hl8p1

これなら無事にトイレまで辿り着けそうです。