数年前にミクシィを見込み客集めに利用しましょうとかいう話が盛んだった頃。マイミク(=登録できる友達)を千人集めよう、というノウハウが広まっていました。

私は面倒なのでやりませんでしたが、1,000人の上限までマイミクを増やした人がウジャウジャいました。

※ちなみに、ミクシィは「最近できたミクシィページ以外」での商用利用は規約違反で、ばれたら放り出されます。



2~3年前から、アメブロでブログを書いて読者を1,000人集めよう、という話もあちこちで聞くようになりました。

おかげで、「絶対お前うちのブログ読んでないだろ?」という方から読者登録の依頼メッセージが届くようになって鬱陶しいです。



同じことがツイッターでもフェイスブックでも繰り返されます。


とりあえずFacebookで友達は1000人作れ、は大嘘


ツイッターやアメブロ以上に、フェイスブックの場合は「どうでもいい友達を増やすメリットがない」のです。

何しろ、ウォール(友達の投稿を表示するページ)に表示されるかどうかは「その人にとって価値があるかどうか」で決まりますから。

※どうやって算出するのか、はFacebook有効活用に絶対覚えるべきエッジランクの仕組みをどうぞ。


とにかく、フェイスブックで友達に注目してもらうには、むやみに友達の数だけ増やしたってなんの意味も有りはしません。



個々の人を見ずに「数だけ」見てもしょうがないという点については、下記の記事もぜひご一読ください。

SNSを使えば金持ちも美人も捕まえたい放題? メリットだけを追求する「人脈構築術」の大誤解

※3ページ目までは前振りです。我慢して読みましょう。



フェイスブックに限らず、SNSは「他人とのやりとりを楽しむ」ことが何より重要です。

「見込み客を増やそう」とか「集客しよう」とかガツガツすると、そういう心根はなぜか周りの人にも伝わりますのでご用心を。
 
 
 
 
 
 
ちなみに「戦いは数だよ」と言ったのはこの人。