日々の料理作りをなんとか
楽しく出来るように、大切な
んだと感じられるようにと、
片っ端から料理研究家の本を読んで
数年がたちますが、久々に
思わずうなってしまうような
素晴らしい本に出合えた。


これ、前から本屋や図書館で
見かけていたけれど、一汁一菜
というワードを見ただけでパス
してきた私。

なにしろ、おかずはたくさん!と
いう祖母の家庭で育ったので
大人になった今も、おかずはたくさん!
志向だったからです。

でも、今日はなんとなく手に取って
読んでみようかなーと思って、
読み始めたらびっくり仰天。


一汁一菜のお話というよりも
家庭料理とは、生きることとは
日本文化とは、和食とは…と、
どんどん哲学的になっていくでは
ありませんか。

掘っても掘っても出てくる出てくる
深〜いお話。


思わず、うなりましたね〜


見返りを求めない家庭料理は、命を
つくる仕事


 
この一文に出合えただけで、読んだ
価値がありました。


なにより家庭料理の素晴らしさが
これでもかと書いてある。

主婦の皆さん、全国のお母さん、
これを読むと、自画自賛したくなりますよ。


当たり前に作っている日々の料理が
家族の命、心を永遠に支えていく
ものになることが書いてあるので。


毎日料理をするって、見返りを求めない
無償の愛ですよね…


お陰様で今夜の夕飯の支度に
やる気が出た次第です。