白タイツといえばバレエダンサーかナース、あるいはロリータファッションといったイメージ。あまり街中で見かけません。おそらく、ほとんどの女性は白タイツはコーデが難しいので手を出せないとか、そもそも眼中にすらないとか、そういった感じなのではないでしょうか。

しかしネットなどで見れば、白タイツは可愛い、清楚ということで、どうやらトレンドのようでもあります。ガーリーなコーデにうまく取り入れ、多くの女性が抱く「子どもっぽい」や「脚が太く見える」といったネガティブなイメージを持たず、白タイツを楽しんでいるおしゃれな女性はたくさんいるようです。

白タイツを普段着コーデに取り入れるとどのように見えるのか、本当に子どもっぽくなってしまって着こなしが難しいのか、今回はそのあたりを徹底レビューしてみたいと思います。取り上げる白タイツはセシールの80デニール。やや厚手の白タイツです。

白タイツ

モデルさんのアウトフィットは、赤を基調としたボーダーニットとチェック柄のミニスカート。黒タイツがとても似合いそうなファッションです。そこにあえて白タイツを合わせます。
トップス、ボトムスともに濃いめのカラーなので、看護婦さんのようになっていませんし、またふわりとしたフリルなスカートでないので、ロリータにもなっていません。どこか、才女の通うお嬢様女子校の制服のようでもあります。

白タイツ 白タイツ

セシールの白タイツはモデルさんのスリムなスタイルを強調し、きれいな、すらりとした脚のラインを見せています。黒タイツのように締まったラインではありませんが、清潔感あふれる優しい脚線美です。

白タイツ


白タイツには色が濃いめのボトムスがよく合います。淡い色だと全体がぼわっとした感じになりますが、濃いめの色であればバランスが取れて、明るい印象になります。特に今回モデルさんが着ているチェック柄のミニととてもよく合っていると思います。

白タイツ 白タイツ

このブログでも何度となく書いていますが、黒タイツは透け感が命です。タイツの黒と肌の白は対照的なので、そのコントラストが美しいのです。白タイツの場合、タイツの白と肌の白は同系色。肌がうっすら透けても、コントラストにはならず、同系色のグラデーションにしかなりません。

白タイツ

とはいえ、この白タイツの透け感は重要です。脚を立体的に見せてくれます。透け感のない白タイツだと脚がのっぺりしてしまいます。今回の80デニールはほどよい透け感はありますが、少し薄い50デニールくらいでもよかったかもしれません。

白タイツ

畳にあがって足先を露わにしたタイツ足はちょっと隙が出て、パンプスを履いているときよりもガーリーになります。女性よりも女の子という感じです。

白タイツ 白タイツ

そのまま脚を崩して座ってもらい、お姉さん座りをしてみました。子どもっぽさはあえて否定しませんがw、子どもはこんな座り方しませんので、子どもっぽく見えることはありません。つまり、白タイツは子どもっぽく見える?という、ありがちな質問に対し、私はこう答えます。女性らしいアウトフィットと所作でそれは払拭できます!(笑)。

白タイツ 白タイツ

つま先ははどうでしょうか? 80デニールくらいになると足の小さな女性は、タイツ生地がだぶついてしまい、あまり美しくありません。つま先はすっきり足の形に沿ったラインでなければ野暮ったく見えてしまいます。かかとの透け感もあまりありませんね。

白タイツ 白タイツ

スト足を最高に引き立てる正座でも、80デニールくらいの白タイツになると足裏はソックスのようで、ストッキングらしさはあまり出ないようです。 やっぱり次は30デニールと50デニールの白タイツのレビューをしたいと思います。

白タイツ

*ストッキングの達人を目指すブログでは、スト脚モデルさんを募集しています。ご協力いただける方、お気軽にご連絡ください!