日本では、家の中では靴を脱ぐ習慣があります。特に畳は日本独自の文化で、足先や足裏を人前に見せることになります。これは人前で靴を脱ぐことがない欧米ではまず見られないこと。足フェチの私としては「日本人に生まれてよかったトップ3」の常にランクインする誇るべき日本の文化です(笑)。最近はフローリングしかない家も珍しくなくなりましたが、私が子どものころは家は畳の和室が基本。そして、多くのご婦人が日常的にストッキングを着用していた時代でした。

畳とストッキング

自宅や友達の家でも、ドラマのワンシーンでも、そして漫画のワンカットにおいてすら、スリッパを履かない畳上のストッキング足は当たり前の光景でした。そうしたストッキング世代の私たち40代~50代は、DNAに「ストッキング=日常」「女性はいつも履いている」が刷り込まれています。そのためか、畳の上のストッキング脚/足によくわからない安心感を抱き、子どものころ大好きだったお菓子が今でも大好きという三つ子の魂百まで的な、理屈ぬきで惹かれる何かを感じます。

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畳の上のストッキングで最も意識しなければならないのが、つま先でしょう。最近増えてきたつま先補強のないオールヌードタイプは、畳の上でも足先をすっきり見せます。つま先ヌードであれば、足の指、爪(ネイル)もしっかり見えますので、素足に近い感覚で過ごせます。

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ただ、靴を脱ぐ文化の日本であっても、よそのお宅にお邪魔して素足は失礼に当たります。私としては、素足感のあるつま先ヌードより、つま先補強があるストッキングのほうがよりストッキングを履いている感じがでますので、「オン」にふさわしいと考えています。これは、正座をして足裏がさりげなく露出される場合も当てはまると思います。

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日本に住んでいる限り、女性のストッキング足をお見かけする機会は結構あります。ランチや宴会のときなどお座敷に上がるときです。お座敷では、椅子ではなく床(畳)に直接座ります。女性が畳に座るときは、正座、脚を崩して座る「お姉さん座り」が一般的です。あまりあぐらはないですねw。
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いずれにしても、椅子に座った状態に比べ、脚ないし足先、足裏が他の人の目線に近いところに位置するため、ストッキング露出感は高くなります。特に正座をしたときは、正面から見えるストッキング脚はふとももと膝にかけて光の反射を大きく受けて、明るくなります。正座という日本の伝統的な座り方であるにもかかわらず、ストッキングによるグラデーションが脚を色っぽく魅せます。

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女性が自宅でリラックスして、壁にもたれかかり足を投げ出して座っているときもストッキングは魅力的です。この場合は、ストッキングを履いていることが素直にわかるつま先補強ありに女性の奥ゆかしさを感じます。このあたりは、最初に触れたDNA的に感じる力です。頭では抗えません。よくわからないけど好き、そんな感じです。

正直そこまで考えているのはストフェチくらいでしょう(笑)。つま先補強があって足指が強調されるのが嫌な方はつま先ヌードを履けばよいですし、逆に足指が露わになるのが嫌でしたらつま先補強を履けばよいです。

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最近ではあまり見かけませんが、かかと補強のストッキングはアピール度が高いです。かかと補強をあまり好まない女性もいらっしゃるようですが、「さりげなく高級ストッキングをアピールできるので好き」という方もいます。かかと補強のストッキングはヨーロッパの輸入ストッキングか、国産の高級ストッキングが中心になりますので、おしゃれに敏感な女性とい印象です。

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