以前から気になっていた映画、『グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独 』を見てまいりました。映画見たのなんて結構久しぶりかも。


と言ってもこの映画、なにしろ上映されてる映画館が少ない。幸い実家は渋谷へのアクセスが便利なため、渋谷はUPLINK Xへ。


劇場内は、それまで自分が入ったことのある映画館とは一線を画した様相。劇場全体の広さは20坪あるかないか。スクリーンは市販されていそうな大型スクリーン、スピーカーがドドンとその周囲に置かれ、座席は普通にロフトで売っていそうな椅子が並べられただけ。


こんな映画館もあるんだなぁ、なんて思っているうちに上映開始。以下感想。


全体を通してグールドの演奏がBGMに使われており、非常に落ち着いた内容。グールドの生涯を、彼の周囲の人物の証言から描いていく、という内容。


ただ、チラシやHPを見て、グールドを主役に据えたドキュメンタリー調のものかと思っていたのですが、実際はただの長編ドキュメンタリー番組といった感じでしょうか。実際の映像を使うのはいいのですが、そればかりで少し感情移入しにくい。


どうせ役者雇ったならもっとたくさん使えばよかったのに。


てなわけで、グールドの生涯を「お勉強」した、といった感じ。正直期待していた内容とは違っていたためやや不満。



でもこういう音楽家の生涯を描いたのは好き。やっぱり変人ばっかりやし。笑