仲良しのご近所さん、英独カップルが旦那さんの転職でスイスに引っ越してしまうことになりました。なかなかゆっくり話をする機会がないままでしたが、義両親が一緒にディナーによんでくれて、引っ越し直前にユックリお話することができました。


元々義両親の犬友だったので、私達がここに家を買う前からお世話になっていて、私達のほうが歳が近いこともあって、語学学校の友達や旦那さんの幼なじみも交えてよく交流していたとっても素敵な二人だったので残念・・・。


スウェーデンには6年住んだそうですが、旦那さんがより新しいチャレンジを求めて転職。フリーランスの奥さんはどこでも働けるためあっという間に引っ越しを決めたそうです。3年前に購入したお家も1ミリオンクローナ近くの利益を出してサクッと売却。日本人の私にとっては海外移住って人生の大きな決断って感じだったけど、ヨーロッパ人にとってはずっと簡単なものなんだなぁって改めて感じました。


距離は短いとはいえ、言葉も文化も政治も結構違う国々。人生のタイミングによって、住みやすい国や地域は変わってくるし、その時の時事情勢によっても国の様子は変わるものだから、その時そのときで自分達にあった国を選べるっていうのはすごいですね。自分の愛する国をよくするためにがんばるのも大切だけど、もっと可能性が広がるとこがあるなら移るっていう選択肢もある。


もちろん彼らみたいにどこでも働けて生きていける、仕事力、語学力、社交性などなどは必要ですけど。そして、どこでも長所短所はあるから、無い物ねだりばかりで次を求めてはいけないけれど。


スウェーデンに移住して1年ちょっと。選挙イヤーということもあって、野党側が叫ぶスウェーデンの問題点も毎日のように見聞きするようになり、さらにはもうすぐ子どもも産まれるのでこの国の将来、自分たちの将来なんかをより考えるようになる中で、国境にとらわれず自由に生きていく2人の話はいろいろ刺激になりました。


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ヨーロッパの国々の話をする中で、パパがパパの両親がヨーロッパ中を旅して集めたという各都市の紋章の入ったスプーンを出してきて、最後にもらってきちゃいました。


まだまだ行ったことない街たくさんあるなぁ〜。


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