母の言葉がでなくなりまして。その1

またこんな記事を書くことになるとは思いませんでした。
しかし、母の病態の証拠として、今回も記録の意味をこめて
日記を書いていきます。

(※Nsとは看護師、ナースのことを指します)


朝、後頭部に頭痛を感じたため、
前回のクモ膜下出血の事もあったため、CTを撮った。
しかし異常はなかった模様。

Nsが言うには「本人は金曜日から後頭部に頭痛を感じていた」との事。
そのままロキソニンを服用しつつ、日常業務へつく。
周りの同僚が見る限りは特に問題なく業務をこなした模様。

5:30の定時が来て夜勤Nsとの交代時に、指差しをしながら
視力にして0.3程度の比較的多きな文字が発音できなくなったそうだ。
そもそも、指差しの位置もずれていたらしい。

そのまま、何かをいいたそうにしていたそうだが、言葉は出てこなかった。
ただし、ずっとというわけでもなく、普通に指差しながら発話できたときもあるという。

会話自体は問題なく、ただ、思っていることが言えないといった具合だったそうだ。
Nsに付き添われて今日はタクシーで帰宅することになった。
しかしタクシーに乗る段になって、今度は自宅の住所を言う事ができなくなった。


これは帰ることが出来ないと判断したNsは母親を緊急入院させた。
そして6:30頃、兄に電話がかかり、兄から自分に連絡がきた。


ひとまず前回いりそうだったものをカバンに適当に詰め込み、
妹に第一報の連絡をとりつつ、病院へ急ぐ。
夜は雨の予報だったが、幸い濡れるほど降る事は無かった。

病院につくと、母親は前回と同じ脳外科の集中治療室にいた。
意識が少し朦朧としているが、
今日は何曜日と聞くと、「月曜日」と答えることができた。

しかし、自分を指差して、私は誰かわかる?と聞くと、
「うん」とは言うが、名前が出てこない。
分かるとは言っても終始名前は出てこない。


ひとまずは経過観察をしなければ、何が起きているのか良く分からない。

病院を後にし、親族その他連絡を取った。


その夜、手に痙攣が起こり、次第に全身痙攣となったそうだ。
しばらく痙攣を抑える薬を服用する模様。