あなたが見えている「白」は


私が見えている「白」と同じ色ですか?




この見えている色を「白」という名前と覚えているだけで


同じ色ではないのかもしれませんよね?




私が感じている「赤」が


あなたにとっての「白」かもしれませんよ?






お久しぶりです


がんばって生きてる はのつっきです





ちょっと真面目な話なのでめんどくさい方はスルーで(笑)






昨今。学校保健法が改正されて色覚検査が復活されました。





はのつっき世代は皆が学校でやっていた検査(笑)





「色盲」という名が先行し、盲人的な意味合いで


差別に繋がると廃止されました。






おかげで男性20人に1人という色覚異常者が・・・






いえ、



はのつっき色覚異常者という言葉は嫌いです。






「2色型色覚者」が就職にあたり不利益を被るようになったのです。





具体的には、パイロット、電車の運転手、印刷関係、電気配線の仕事など。




パイロットなんて子供のころからの憧れでがんばる職業ですよね?




あと一息!




なのにそこで夢が打ち砕かれます。






「あなたを採用するわけにはいきません」と。






どんなに努力しても3色色覚を得られません。





では本当に気が付かないのでしょうか?






ぬりえで色をまちがえていたりする姿に


なんとなく親は気が付いていたり


また、遺伝なので絶対そうだとわかっていても


まだかわいそうだと教える時期を先延ばしたり・・・





では本人はどうでしょう?





意外と本人も日常生活で他人とは違い


「自分はおかしんじゃないか?」と感じたり


悩んでいることも少なくありません。






実際にあった話です。





自分は色覚が他人とは違うと知っていて


色覚検査表の答えを丸暗記した人がいました。




でも残念ながら、彼がネットで覚えたものは病院が使っていた検査表と違い


答えがスラスラなのにおかしいと思った検査員が調べたら


ランクの低い検査表の答えと瓜二つ


つまり丸暗記!


24表すべて丸暗記。


残念ながら検査したのは38表




そこまでしてでもなりたい夢!!




その努力は認めたい。





しかし




我々は厳しい現実を突きつけます。


おまえには人情もないのか?と自分にも問いかけたくなります。







でも。





彼が夢かなえててもずっと悩み向き合わなければならない現実。



ましてや、厳しく色覚を問う職業は



多くの命を預かる職業。



それだけの責任があるのです。






「もっと早く知っていれば、ほかの未来が待っていたのに」






それを重く見た「不利益」のためこの度


色覚検査が再開されました。





正直





遅い。





これについては私的感情が強いのでカットです。





今できること。





これから考えていかねばならないこと。





「本当の意味での不利益」を我々が考えることが



「平等」に繋がると思います。









普通、正常って何ですか?





たまたま大多数に含まれているだけなのかもしれませんよ?





4色型色覚をもつ鳥類や爬虫類の方が





人間より優れているのですか?





大事なのは




皆が困らないようにする社会だと思いませんか?




大多数が都合のいい社会は「平等」ではないと思います。