先々週の飲み会で



眼鏡に傷をつけてしまい 新調したはのつっきです




遠近眼鏡ですけど




何か??(笑)




今回は少し年齢に伴い度数を上げてみました




まだ慣れません・・・




後で文句を言えないように自分で度数を合わせておきました(笑)




年齢に伴い進む「老眼」(笑)




現実を受け入れるには時間も必要ですpp






と。前置きが長くなりましたが






何が言いたいのか。






今日は加齢に伴う色覚についてです。





昨日お話しした色覚は先天的なもの。





かの楊貴妃でさえ止められなかった「老化」





40を過ぎれば老眼を感じ、白髪と同じようにおこる






「白内障」







ニュースでよく高齢者の着衣着火を耳にします。


確かに運動能力の低下もあるでしょう。


しかし最近加齢による色覚異常が ←ここではあえての異常です


原因の一つと考えられるようになりました。


実は年齢によって炎の色の感じ方が違います。


最も高温の炎の色が高齢者には見えないのです。





いいですか?





見えないんですよ。






我々は徐々に変化する色覚の変化のため


気づくことができません。


10代で感じていた色とはおそらくまるっきり違うはず。





ちなみに20代の見え方が丁度よい「濁り具合」らしいのですが(笑)


そう言われても私も感じてませんw






市川先生いわく、黒と紺の靴下の色を間違えたら要注意だそうです。


誰しもに起こる白内障のみならず


加齢黄斑変性症、緑内障、など


病に伴い起こる色覚異常はもはや他人事ではありません。





毎回「視力が落ちた。見えにくい」という患者さん


視力を測ると1.0近く見えるので手術対象になりません。


しかし、視力検査は白地に黒でかなり明るい検査表


実生活で困るのは「あいまい」な色





はのつっきは高齢者に老眼鏡を合わせるのに注意しているのは



白抜きの文字や淡い文字が読めるかどうか。





いわゆるパステルカラーの優しい色使いが


間接照明の優しい明るさが見えにくい。


薄暗い階段を踏み外す危険性。


炎が見えなく着衣着火。


高齢者にとっては命にかかわる危険を帯びているのです。




幼いころの鮮烈な思い出は


実は曇り一点もない水晶体のおかげなのかもしれません




明日は我が身の色覚異常




いつかは向き合わなければならないのですよ