記してきたが、
実は
私も人より
どこかおかしいんじゃないかって
子供の頃から感じて来た。
めちゃくちゃ田舎の山奥で
生まれ育ち、
長女なので、
有る程度は可愛がられてはいた
はず
しかし、
年子の妹がいたので、
お姉ちゃんだから
もう少ししっかりしろ💢
と言われ続ける日々だった
農家の長男の嫁として嫁ぎ、
舅&姑のいる家。
公務員だった父は、
夜はしょっちゅう飲みに行った。
幼い年子の子供を抱え
年寄りもいる家で
我儘に育った母の精神は
荒くれていったのだろう
小児喘息の妹に手を挙げる訳にいかず、
母のイライラの吐口は
長女の私に向かった
暗い牛小屋に一晩中閉じ込められた🐂
裏山の柿の木に縛り上げられた🌲
真冬、氷の張った池に投げ込まれた🧊
何度も殴られて丸裸にされ、家から追い出された
私だけ置き去りにされ、妹を連れて買い物に出掛けた
私の顔を見ては、
『気持ち悪い顔だ、整形しろ💢』
といつも言われた
生まれてこなきゃよかった、
死ぬしかない
と小さい頃から思って来た。
自分は生きて行く意味のない人間だと思って来た。
誰も信じられない
自分は価値のない人間だ
大切にされるべきじゃない
心の底から人を信じる事は
出来なかった
子供の頃の私は
何故死ななかったのだろう
よく生きてこれたなぁ
でも、
生きてて
良かった
あのまま死んでたら
悪霊になって
地獄行きだった
私を救ってくれたのは、
娘だ。
娘が生まれた事で、
私は生まれ変われた。
こんな私でも必死で信じて
愛情を与えてくれた。
親として娘に愛情を注ぐ何倍も
娘は私に愛情を与え返してくれた。
二十歳を過ぎた娘。
すっかり大人で
小さい頃の様に甘えてはくれない。
が
娘は今でも私の宝物であり、
生きる力と勇気を与えてくれる。
よく、子供の頃に
虐待を受けた親は
自分の子供を虐待してしまうと聞く。
そんな気持ちにならなかった。
虐待され続ける子供の頃、
本当に寂しくて苦しかった。
そんな体験を娘には絶対させられない
させたくなかった
娘が時々言う
『お母さん、よく私を虐待せんかったね』
自分でも不思議だけど
娘の笑顔が怒りを鎮めてくれたのかもしらない。