ごきげんよう。
マダム・カーコです
“鯉こく”
ってご存知ですか?
鯉こく(鯉濃)とは、
動物性食品の中で一番陰性な鯉と、
鯉よりも陽性な野菜のごぼうを合わせて
味噌で煮た、味噌汁のような料理です。
江戸時代までは
鯉ばかりでなく
うなぎ、フナ、すっぽん、
サンショウウオ、野鳥などの、
臭みの強い陽性な魚肉を
使っていたのですが、
江戸時代以降は鯉を材料とした
鯉こくのみが生き永らえて
現在に至っています。
広島県では、
鯉こくは好意を持っている相手に対して
鯉の手料理を作って、
好きな気持ちを伝えるという儀式があり、
現在でも伝承されているそうです。
鯉は鱗(うろこ)に臭みがあり
苦手意識を持たれることも多いのですが、
臭みの原因となる鱗の滑りは薬効が高く
目の網膜に作用して、
目の疲れや目の奥の痛みを抑える
作用があります
陽性なごぼうを
たっぷり入れて煮込むため、
陰陽のバランスが整って
ごぼうの灰汁が陰性な鯉の滑りを中和し、
鯉の生臭さを消すのです。
そして番茶で煮込みます。
番茶のタンニンがさらに臭みをとり、
鯉の余分な脂を分解したり、
骨を柔らかくする効果もあります。
この「鯉こく」は
圧力鍋で1時間以上かけて煮込むため、
骨や鱗、皮まで食べられます。
一尾の鯉を丸ごといただくという
マクロビオティックの
基礎となる「一物全体」の
食べ方そのもの。
免疫疾患、アレルギー、アトピー、
膠原病、無気力、うつ病の改善。
母乳の出も良くしてくれて、
他に様々な症状の緩和に効果が現れます。
暦の上ではもう春とはいえ、
まだまだ寒いこの季節です。
風邪をひいたり、
気持ちが落ち込んでいたり、
体がどことなくスッキリしない
という方、
この時期に鯉こくを食べると、
病気知らずで元気に1年過ごせますよ
調理に入る前にはまず
精神統一をしてから、
生きた鯉をいただく儀式を行います。
この時期にしか食べられない、
生命パワーがアップする
最高の開運フードです
本日より
期間限定、数量限定で
北浜伝統ヨガスタジオさんの
カフェメニューとして、
提供させて頂いてます。
貴重な機会に、
ぜひ一度召し上がってみてください