よく、「スペインでは~」、「イギリスでは〇〇です」なんて言われているのを見聞きするけれど、階級社会の場合は特に、そんなに単純化できないというのか、一括りにはできないだろうにと思う。

 

なぜなら、自分と階級が違う人とはまずそもそも接点がないので、知りようがないのが現状だと思う。

 

もちろん、家政婦さんやナニー、ショーファーなど上流のご家庭で働いている庶民のひともいるし、その逆で自分のために働いてくれている庶民のことも多少は知っている上流のご家族もいるかもしれない。でも、限られている。

 

店員さんやサービス業従事者なら不特定多数と接しそうなものだけれど、成城〇井と〇出では客層が違うように、対象が違う層とは接点はない気がする・・・。混ざりはしないというか。まあ、10年、20年と住んでいれば、多少なりとも全体像が見えてくるかもしれないね。

 

むかーし、ちょっと知っているひとが、「スペイン人は貧乏なので」と一段落に3回書いてらして、

 

当時私が知っているスペイン人に貧乏なひとは1割もいらっしゃらなかったし、

 

「それは違うだろ、あなたの周りに貧乏なスペイン人しかいないだけだろ」と思ったことが忘れられない。

 

日本でも、「格差、格差」って聞かない日がないくらいだけど、「ママ友にランチに誘われて、候補に出されたお店のランクが違い過ぎてショック!格差に落ち込む」なんてよく聞くけど、

 

スペインくらいになるとあまりの格差に階級闘争をしようとするひともゼロではないけれど、いまさらショックを受けるひとっていない気がする。

 

だいたい、そういう人たちの子弟が同じ学校に行くって考えにくいしな。

 

それくらいになってからが格差社会・階級社会も本番なんじゃないかな。

 

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たまたま こういうのを見つけた。

千人に一人くらいしか興味ある方はいらっしゃらないと思うけれど、書かれていることは事実だと私は思った。

 

スペインの階級について書かれてある。

 

https://www.quora.com/What-screams-Im-upper-class-in-Spain?topAns=123987639

 

If they are “old money”, there are more external signs to recognize them, but all of them are very subdued. Most of all will come down to manners and education.

 

A very unique, Spanish-centric type of money, not every Spanish region has its Old Money, but the ones who do… well, they are really truly something else. Regional Old Money is unable to compete with nation-wide old money and young money, which fuels a huge (albeit very hidden) inferiority complex and resentment.