シエラネヴァダ山脈の小さな町に暮らすインディアは、がんであと六カ月の命と告知された。彼女は人生を振り返る。愛を感じなくなった夫への義務感に囚われ、夢や歓びを忘れて時をやり過ごしてきた人生だった。そして、ローリに出会った。鷹匠のローリは、彼女が心の奥にしまい込んでいた情熱を再燃させ、魂の絆を思い出させてくれた。ごく普通の男女が真の自分を発見し、その愛によって命を昇華させる、宝石のように美しい魂の物語


2006/1/9