久々に衝撃を受けました、この絵本。
まず、表紙が不気味なんですよ。
ハインリッヒ・ホフマンのこどもの不品行をたしなめる10篇の短編集。

爪を切らないから伸び放題、髪もとかさないからもじゃもじゃ頭のペーターの話から始まり、
ハエの羽をむしりとり、犬に鞭を振るう悪坊主がとうとう犬にかまれてしまうお話、
お父さんお母さんが留守の間に女の子がマッチで遊んでしまったために、自分の服に燃え移り、やがて灰になってしまうお話、
お留守番の間に、禁止されている指しゃぶりをしたばかりに、仕立て屋さんに親指をちょん切られてしまう男の子のお話、
などなど・・・。

1844年のクリスマスの1週間ほど前、若い医師のホフマンは3歳半の息子に適当な絵本を本屋で見つけることが出来なかったので、代わりに1冊のノートに自分で絵を描き、絵本を作ったものが元なんだそうです。

何種類かあるようですが、ほるぷクラシック絵本版の絵が怖いです。
うちの子供は表紙をみるなり、「怖いから読みたくない~」といって嫌がりましたが、読みきかせたら、面白がってました。
(怖いもの見たさ、みたいなものでしょうか。「ねないこだれだ」に通じるものがあるかも)

「おりこうにしていないと大変なことになりますよ~」

コレがオススメ。絵がイチバン怖い。
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