「毒親」って言葉を知った時

あー私のお母さんは、毒親だったわー

うまいことゆうなぁ、毒親って 笑 ぐらいな感じだった。

 

毒親からは、逃げなさい、離れなさい、縁を切りなさい等のアドバイスを

よく見かけるようになり、自分もそうだ!そうだ!と納得した。

で、私もそれを参考にして母と距離をおくようになった。

さすがに母も歳だしかわいそうで、絶縁はできなかったけど

完全無視ではなく、愚痴を適当にあしらうって感じで。

電話はさっさと3分ぐらいで切った。(それまでは2時間とかざらにあった)

 

だからって長年のモヤモヤが晴れたと感じることはなかった。

罪悪感や寂しさもある。

復讐してやるつもりではないけど、自業自得だからねって心で思ってた。

 

おかげで傷つくこともなくなったし正直ほっとしていた自分も。

毒親発想 ありがとうって感じ。

 

そして3年前にあった出来事。

 

娘に赤ちゃんが授かり

初孫、それはそれは可愛いかったです。

目の中に入れても痛くないほど。

ベビーカーを覗きこんでは

「わぁ色白でかわいい赤ちゃん」と知らない人が声をかけてくれます。

 

娘は1度めの結婚生活でけっこう苦労して

難病(腎臓)を患っていて、命がけの出産だった。

心配で心配で出産にも立ち会い

妊婦健診もたまに付き添い

産後は母子共に全力でサポートしました。

 

そんな孫も1歳を過ぎ、

娘も子育てに慣れてきただろうし、そろそろ大丈夫だと思って

9時から15時は

仕事もあるし、私も自分の時間が欲しいので

来る時は15時以降に来て欲しいと言いました。

 

その夜、借りていたものを返しに行ったら

家の鍵を返して欲しいと言ってきました。

 

以前一度返すと言ったことがあったけど

便利が良いから持ってて欲しいと言ってたので持っていて

私的に鍵を返すのは、嫌でも何でもなく、すぐ返したのですが

顔がちょっと興奮気味でびっくりしました。

娘なりの「さよなら」の意味だったんです。

それ以来、お互い行き来はしなくなりました。

 

実家なのに、遊びに来る時間を制限された事にむかついた?

良かれと思ってた、全力サポートが行き過ぎで、重荷に感じた?

それとも、もっとサポートしろよって事だったのか?

ついつい言ってしまう

私の子育てはこうしてたって話が、うざかった?

あれこれ理由を考えていました。
 

自分の育児中の話を懐かしんで話すと

「私はお母さんみたいにはできないからっ!」

と、体調が悪い時に何度か言ってた記憶があります。

 

いとこや友達には

「お母さんがそばにいてくれて助かってる」

とも言ってるし。

 

最初はなんだろーなんだろーと考える日々でした。


ふと、

「私はADHD、ACの可能性がある(ネットテスト調べ)」

と娘が言ってたことを思い出した。

 

過干渉、過保護、ネグレクト、虐待???

色々、ADHD、ACの度合いをはかる方法、項目があるみたい。

 

どんな病気?と思って調べると

 

毒親に育てられた可能性大

 

って記述を見つけて

 

えええええええええええええええええええっとびっくり。

 

まあ、びっくりしてる時点で自覚がなく、あかんわけで。

毒親について、さらに色々調べ出したわけです。

 

調べていくうちに、あれもこれも毒親って例がある。

こんなん、どんな母親にもあてはまるやん

じゃあ、薬親って一体どんなんよ?あ?とキレながら

自問自答しておりました。

これといった解決策も見つけられないまま時間が過ぎ。

 

結局、毒親かどうかは

TVのコメンテーターや評論家が決める事ではなく

被害者?苦しんでいる娘のジャッジが正なんだと気づき。
 

長男の意見を聞くと

「あなたたち、距離感もっと大切に考えた方が良くない?」

ってことでした。

 

仲良い時は、異常にべったりで何時間でも何日でも一緒に過ごしていました。

なんかのきっかけで、何年も話さなくなること(1度めの結婚の時)も過去にありました。

 

私と娘は、長男のそれに納得し、

距離を置くということにしました。

 

長男は娘に

「ADHD、ACと思うなら生きづらくてしんどいだろうし

 一度、心療内科に行ってみたら?僕もつきあうし」

って言ったらしく

娘も、前から心療内科に行こうと思っていたらしいのです。

 

その後、娘には第2子が産まれたようです。

長男とまこから聞きました。

私は、今回は何もサポートしませんでした。

お祝いすらしていません。

まこや長男に

お母さんには言わなくていいって娘が言ってたらしいです。

 

距離感を大事にするではなく、絶縁に近い状態ですね。(今も)


 

 

とにかく今の私にできることは

自分の何が娘を苦しめているのか明確にわかるまでは

同じことの繰り返しだし安易な考えや言葉で

修復するのは無理だし強引に近づくのも違うなと思っています。

 

距離の置き方は、娘に任せようと思っています。

心配で心配でしょうがなかったですが、、、
 

何の答えも出ないまま時が過ぎ

ネットで、TVで雑誌で

「毒親」って言葉を見るたびに心がざわざわしていました。

なんで母親ばっかり叩かれるんだあああとイラっとしながら。

 

つい最近まで、、、

 

 

で、やっと私の心に響く、そして腑に落ちる

言葉?考え方?教え?が見つかったんです!!!

あれだけ色々な答えを探しても見つからなかったのに!

 

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あなたを心配してって言葉は悪魔の言葉

 

そんな事してると失敗するよ?って脅かす言葉も悪魔の言葉

 

子供には子供の人生ゲームがあって

 

子供のコントローラーをもぎとって

 

横取りしてゲームしようとするな!

 

失敗や困難を乗り越えたときの体験や喜びを奪うな

 

「自分の子供を信じなさい」

 

「そして親として腹をくくりなさい。」

 

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この言葉に出会った時

仕事を片付けながらYouTubeを放置していたら

聞こえてきたんですけど

 

涙が出ました。

 

娘は難病をかかえながら、

命をかけて子供を産む決意をした

私にそんな事できたかな?

赤ちゃんがお腹にいるときに

羊水検査を断った

どんな子供でも受け入れる

私なら怖くて絶対検査しただろう

 

娘は生れてくる子供の母親として

覚悟ができていて腹をくくれてた

強い母。

 

娘なら大丈夫。何があっても。

私の助言や心配なんて必要ない。

 

そう思うと

すーっと気分が軽くなりました。

そして、私も腹をくくりました。

 

 

私も若かった時

母の指摘、注意、お前の為を思っての言葉が

しんどかった時

そんなんでは、ろくな人生歩めないと脅迫された時

 

うるさい、ほっとけ、出ていく、絶縁だ!ではなく

 

「お母さん、私を信じてほしい」

 

と言えてたら、母の反応もだいぶ変わったかもしれない。

 
娘を信じる
長男を信じる
 

何かがあった時は

全力で受け止め、サポートするつもりでいます。

 

自分が苦労するのはいいけど

子供が苦労するのを見るのが嫌だったし怖かったんだと思う。

 

これが10年の間に起こった事件のひとつです。(まだまだある)

 

今は何の役にも立たない「心配」を投げ捨てて

自分の事を大事に考えれるようになって

すっごい気が楽だし

何しよっかな~って感じで楽しいです。

 

てなわけでアメブロ覗いた次第です、はい笑

 

まずは美容院行ったし、

 

服でも買おうっと♪