映画おとなのけんか | まくちゅママの真剣闘病とオッチョコブログ

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いつも、写真一枚ない私の映画ブログに遊びにきてくださる方々ありがとうございます。と、ごめんなさい。2011年フランス、ドイツ、ポーランド、スペイン合作。いきなりナゼ?!
ロマン・ポランスキー監督
80分と短時間で終わります。室内劇だからですかね。


ジョディ・フォスター◎ジョン・C・ライリーが夫婦。もう一組の夫婦は、ケイト・ウィンスレット◎クリストフ・ワルツ。

11才の男子同士のケンカからスタート。棒みたいなのを持って、多勢になんか言われていて挙げ句一人を殴る少年。

みた感じは、棒の子供(ケイト達の息子・クレジットみたら、なんたらポランスキーとあったから、ロマンの息子かも)


が、みんなからはやしたてられながら逃げるようにしていて、何かを言い募ってるっぽい子供の顔を棒でぶっちゃいます。正当防衛にみえました。


いきなり、フォスター夫婦の部屋で、フォスターがパソコンで、ウィンスレットから訂正を求められながらケンカ両成敗に近い文章を書いてる場面にうつります。


納得しあったかのような両夫婦。解散しようとしますが、

お茶でも、って誘ったことから、4人の会話劇が始まります。


ひっきりなしに仕事の携帯がかかってくるウィンスレットの夫。この人有名ですか?あっ!イングロリアスバスターズでオスカー取った俳優でしたね。

みんな次第にそんな彼にイライラしてきます。
両者の本音がだんだん出てきます。


緊張してきたのか、気分が悪いと言っているそばから、リビングで吐きまくってしまったウィンスレット。大事な絵画本が汚れたことを心配するフォスター夫婦。


ケガさせられた息子の前歯を心配し、実はムカついているフォスター夫婦ですが、極めて穏便にすまそうと無理しています。暴言も暴力だと云うウィンスレットの言葉も耳に入らない様子です。


服の汚れや、リビングの掃除をすませ、帰ろうとするウィンスレット夫婦を廊下まで見送るフォスター夫婦。
エレベーターのボタンまで押したのに、ひょんなことで、また部屋に戻る4人。

お酒を結局4人とも飲み始め、うるさいウィンスレット夫の携帯は、妻により花瓶の中へ。

子供同士のケンカの件はどこへやら、夫婦同士のケンカに発展したりすったもんだ。挙げ句、ウィンスレットは、黄色いチューリップを花瓶から出して、この花嫌いなのよ!!と叫びます。



唖然としたところで、クレジットがでてきます。


£早かったですね!すぐ終わりました。まー、4人のイザコザをあまり見せられ続けてもつまりませんから、ちょうど良かったです。


何が頭にくるって、我が子に関することで人から何か言われることです。みなさんも反論はないでしょう。夫の悪口を平気で言ってる妻も、一変します。


面白いことに、ダンナは妻の悪口をあまり言いません。男友達に前きいた話ですが、そんな女を妻にした自分の価値を下げることになるからだそうです。むしろ若い時や結婚したては、自慢さえします。


興味深い話ですよね?

妻は他人だからか、夫をこき下ろすのは平気。違う人選べば良かった!私ならその価値があったのにぃってニュアンスがそこには垣間見れます。メスがオスを選ぶって動物界の本能繋がりでしょうね?


そんな夫婦も、こと我が子のことになったら、団結!


だけど、たぶん舞台にもなってるに違いない脚本に忠実だったとしたら、

私は、会話の内容流れ、あまりおもしろくなかったです。もっともっと優れた作品にできたはず!!!ポランスキーも鈍ったのかな?


切れ味するどい会話に書き換えてほしかったですねー。夫婦同士の本音もいくらだってネタはあったはず。

四カ国合作で、ポランスキー監督作で、この出演メンツだったのに、もったいなかったー!(-_-;)が私の感想でした。

ではまたーバイビ。