私にとって、6月は特別な月。


2013年の6月半ばに長男出産。
2015年の夏至の前日に長女出産。



私の体調が、激変した。



2013年2月に、切迫早産で入院。妊娠18週だった。
そこから産むまで、ずーっと病院。ずーっとベット上安静。
毎日24時間お腹の張り止めの点滴。副作用で、脈拍は常に120〜130。
4日に1回点滴の針の刺し替え。その時しか、シャワーもできない。
それも、血管がだんだん持たなくなり、血管痛との戦い。
夜中に点滴アラームで起こされる。
日中だって、眠れない。
起き上がる事、立ち上がる事も、辛い。
毎日毎日、無事に出産できるか、子供は無事か、不安で不安でたまらない。

あと1日、あと1日。
指折り数える、それだけの日々。
出産前の最後1ヶ月ほどは、マグネシウム剤の点滴の副作用で、廃人に。
産んだ直後は、10センチの段差が上がれなかった。
全身の筋力低下で。
床に座って赤ちゃんを抱っこしたら、自力で立ち上がれなかった。



人生で、一番辛い日々だった。
5年経っても、忘れない。



その日々があまりに強烈で、今こうして子育てできている事が、本当に奇跡みたいに思う。



私は妊娠できなくて不妊治療もしてるから、妊娠、出産、子育てに関して、普通にすんなりそこを通った人とは違う見方をしてるかもしれない。
それは、どっちが正しいとか、どっちが良いとかじゃなくて、単純にそういうものってだけだけど。

私には必要な価値観だけど、それが必要ない人もいる。



長女は、切迫だったけど入院まではしなくて済んだ。
そのかわり、胎盤の位置が低くて、出血に悩まされた。
長女出産後、リウマチになった。
いや、いつからリウマチになっていたかはわからない。
リウマチと診断されたのが、長女出産後。




今は体力もついて、痛みのコントロールをしながら生活できている。


昨日、ちょっと早いお誕生日会を、私の実家でやった。
おじいちゃんおばあちゃん達からたくさんプレゼントをもらい、喜ぶ子供たち。




辛いことがあっても、そのあと幸せがある。
私の人生を振り返ると、必ずそうなってる。






6月は、いろんな事を思い出して感慨深くなる月。