今日は、長男くん5歳前日。
うちの長男は、トイレでうんちができなかった。
どうしても、オムツを履かないとできない。
おしっこはできるし、夜もパンツで寝ている。
うんちだけ、できない。
うんちの時だけオムツに履き替えて、便座に座る。
便座に座るんなら、オムツいらないじゃん!
と、思うのですが、本人はオムツがないとうんちはぜーったいできない!と。
トイレでうんちをする利点を、何度も話した。
オムツでうんちをするデメリットも、何度も話した。
うんちの時に、最初はオムツなしで座るよう説得して、トイレの便座に座る練習もした。
お気に入りの本を持ってトイレに入り、本を見ながらうんちが降りてくるのを待った。
でも、出そうになるとオムツに必ず履き替える。
前から長男は、5歳になったらトイレでうんちをすると言っていた。
が、4月に年中に進級したタイミングで、1つお兄さんになったから、トイレでうんちをチャレンジしようとやってみた。
が、失敗に終わった。
それが以前に書いた記事。
で、とりあえず5歳になるまで待ってみた。
焦らせたりはしないよう、でも、このままで良いんだよとは言わずに、トイレでうんちをするメリットをたまに話したりしつつ、様子を見ていた。
明日が5歳の誕生日。
そこで、昨日の夜夫から本人に話をしてもらった。
お誕生日プレゼントは、既に渡してある。(今年は自転車。)
だけど、前から5歳になったらトイレでうんちを頑張ると言っていたので、トイレでうんちをできるよう、努力して成功したら、ご褒美にプラレールのレールの買い足しかガンプラか、欲しい方を相談して買いに行こうと。
そしたら、昨日の夜はオムツの両脇を切って、履かずに便座に座る時に腿の下に敷いて横に渡して、うんちをした。
で、その時に出切らなかったようで、今朝またうんちが出る、と。
驚いた事に、自分でトイレに行き、便座に座った。
しばらくしたら、出たー!!と。
トイレでうんちに成功した。
よかったー!!
完全に、オムツ離れした。
ご褒美は、彼にとってきっかけになったのだろうか。
たしかに、おもちゃが欲しいのはあったんだと思う。
でも、ご褒美作戦は前に何度かやっている。
いつ、トイレでやる?というのを、5歳になったらと期限を本人と決めたのが良かったのかな。
そこまで、ゆっくり少しずつ覚悟を決めたのか…。
本人の意識の問題。
そういうのって、難しい。
やりなさい!と頭ごなしに言うのは絶対NGというのはわかる。
説得に応じない相手の気持ちを、どう持っていくか…。
一人一人みんな個性が違うから、他の人が成功したやり方が通用するとは限らないし。
本人を観察して、この子はこうしたら良いのかも、というのを探るしかないんだなぁ。
このトイレ問題で、実感した。
夫は、待ってれば絶対できるようになるから、焦らず待とうと言っていた。
待てるのは、この子ならきっと大丈夫という確信のようなものがあったから、かな。
年中にもなってトイレでうんちができないからって、そこだけ見てこの子は異常だ!とか、おかしいのかもしれないと不安になる必要は、ないんだなと思った。
もっと引いた視点で見ると、ほかに身体の発育で心配なところはないし、心の発達で気になるところもない。
ここは優れているぞ、と思う点も多い。
苦手なんだな、と思うこともあるけど。
だから、きっと待ってて大丈夫。
無理強いしない。
そう夫婦で話していました。
トイレでうんちが成功した時、嬉しそうだった長男。
ちょっと涙ぐんでた。
明日で5歳。
なんでもない、今日から繋がる明日。
1日1日を見れば、変化のない毎日に感じることもあるけど、子供って1週間、1ヶ月で急に成長したように感じることもある。
少しの変化に気がついていないだけで、毎日変化し続けているんだなーと、節目で実感する。
明日は、長男の大好物の夕ご飯にしてあげよう。
そして、親たちも、祝杯だ!笑