今日、退職した会社を訪問した。


保険証を返しにいったのだが、

小一時間 市況に伴う業績などの

愚痴っぽいことを聞かされ、

あらら なんて思ってしまい、

非常に懐かしさとともに、寂しさを感じた。


外から見ることで、さらに客観的になれた

せいもあってか、以前から感じていた甘さは、

確信的なものとなった。


資本的に余裕があるわけではなかろうに、

このままでは、フェードアウトしてしまう。


まず私が経営者であれば、

目の前の売上を上げるための販促活動を、

積みあがった在庫の処理に集中する。


これを優先順位の一番目にあて、

そのままでの在庫処理が難しいのであれば、

損切りしてでも、まず流動性資金(現金)に

変えていく。


そして2番目の優先順位として、

金融機関に対し、借入のリスケを行い、

月々の返済額を圧縮する。


そして3番目に、販売などの外部委託など、

販促にともなう仕組みを見直し、

見直したところで、余剰している人員を

リストラする。


けしてリストラを推奨しているわけではないが、

人を切ることを平気でできる経営者は

もちろん最低だが、

人を切ることができない経営者も

あまり優れているとは言えないと思う。


不動産市況悪化に伴う、今の現状では、

内服薬による処方では、業績の回復jは

望めないと思う。


外科的手術が必要な現状が、

そこまできている気がする。