自分の声を機械を通して聞くのって、これだけ録音・録画機器が豊富な最近では珍しいことではないのかも。
でも私は、子供の頃のテープレコーダーにリールテープが使われていたくらいの古い人間。
まだテープレコーダーが身近な機械じゃなかった時代に、その機械を通じて自分の声を聞いた時は・・・
「自分の声じゃない!!」 とそれはそれは、ビックリした。
自分が把握している声は自分の内部を通る音。
他人が聞くように鼓膜を通じた音とは違うのは仕方がないらしい。
それにしても、人様に常に聞いていただいている自分の声は、本当にヒドイ声だと思った
なので、それ以来、なるべく自分の録音した声は聞きたくないと思って生きてきた。
な・の・に・・・・
最近、合唱の練習で録音した音を、聞き返して、復習しなくてはならなくなっている
なぜなら、今年も文京区の区民オペラに参加することにしたから。
演目はベルティの「アイーダ」で、来年2月7日に公演がある。
アイーダ役を、世界的に有名な中丸三千繪さんがやるっていうので、チョット話題らしい。
この文京区民オペラには、今年2月の公演「ノルマ」に初めて参加してみた。
普通の合唱経験はあったけど、オペラの合唱は全然違うということが、初めての経験で良くわかった。
「ノルマ」では合唱団に動きが要求されなかったので、今まで合唱と同じかと思っていたら、さにあらず。
合唱って集団としてのまとまった響きが要求されるから、周りの声も良く聞いて合わせるもんだと思っていたのだけど・・・(><;)
舞台上では、立ち位置の関係と、被り物のせいで、みんなの声がちっとも聞こえなかったのだ。
今回は、同じ被り物がある上に、たぶん多少なりとも動きが要求されて、立ち位置が場面ごとに変わる可能性が大きい。その上、同じ場面で、役違いの複数パートが入り乱れて歌うところまである。
なので、ますます、まずは自分で自立して歌えないとマズイと思うので、仕方が無い
誰よこれ、私の声じゃないわと思いながら大嫌いな自分の声だけど復習、復習・・・A=´、`=)ゞ