産経の「Iza! 」でベイブレード関連の記事が上がっています。
タイトルは「迫真の金属音でベーゴマの重厚感 」 - メタルファイトベイブレードシリーズがこの世に生まれ出るまでの開発の苦労や、実際に売り出されるまでの開発者たちの苦悩の日々が赤裸々に語られた、非常に興味深い記事です。

2つ目の金型ができたのは5月。6月下旬の「次世代ワールドホビーフェア」で先行体験会を予定していたタカラトミーにとって、タイムリミットは間近に迫っていた。

2つ目の金型でも、はじけ飛ぶ危険性はぬぐい切れず、氏田さんは5月の大型連休を返上し、中国の生産工場に飛んだ。「間に合わない、間に合わない」。うわごとのようにつぶやきながら工場と滞在先のホテルで検証を続けた。

(「迫真の金属音でベーゴマの重厚感 」(「Iza!」2010/09/19記事より))

安全性と緊迫感溢れるバトルの両立を目指し、なおかつ決められた販売予定に間に合わせるために、開発者たちが並々ならぬ努力と挑戦を重ね、メタルファイトベイブレードシリーズがこの世に生まれ出た様子がよくわかります。


文中に名前が出てくる氏田氏は、おそらくWBBA開発日記 で時々現れる、UJハル氏でしょうね。
ソルブレイズの開発秘話グラビディペルセウスの開発秘話メテオエルドラゴの開発秘話 、これらを語ってくれたのも、UJハル氏でした。

私はWBBA開発日記 の中でも、この開発秘話シリーズがとても好きです。様々な試行錯誤を重ねて、様々な思いを経てベイブレードが完成していく様が、そして子供たちに遊んで欲しい、楽しんで欲しいという強い思いが伝わってくるからです。


新たに世にものを送り出す瞬間も大変かと思いますが、既存のものを超え、次々と新しく斬新なものを生み出していくこともまた大変な仕事かと思います。
ベイブレード開発チームの皆様、どうぞこれからも子供たちにものづくりの熱い思いを伝えていくと共に、素敵な製品を世に送り出していってくださいね。