良いお年を!て言った後に更新する()

何となく時間があったので、Xではあまり書けないことを書こうかと思います

ここ数年で仲良くさせていただくようになった、友人といっては大変恐れ多い、師とも推しとも言える方がいます

音楽関係のアドバイスや情報共有から始まり、子どものこと、人生観、心理的なことなど、幅広く色々なお話を聞かせて頂いたり、聞いていただいたりしています

今まで自分事の話というのは、話下手に加え、内容的に聞かされる方も退屈、毒にも薬にもならないと思ってしまうので、ほとんどこういうブログの中など文章の形でしか吐露することはないのですが、そういった話も嫌な顔ひとつせず聞いて頂ける経験も多分生まれて初めてしました

私の中の人間関係で昔からずっと根底にあるのは、「相手の機嫌」です

俗に言う空気を読むみたいな話だと思いますが、今落ち込んでいないか、果てまた嫌なことがあって怒ったりしていないか、など、今の相手の心境を伺いながら自分のその人に対する振る舞い方をその時々で微妙に変える事(今日は控えめにしとこう、とか今日はワイワイして大丈夫そうだな、とか)をしています

多かれ少なかれ皆さん同じことをされていると思いますし当たり前ではあるのですが、私自身がしている相手のその日の状態を見ながら調整するご機嫌伺いの作業を、できるだけ相手にはさせないように、どれだけ落ち込んでいても感情の凹凸、特に凹を普段から意識的に少なくしています。

多分、そういったことを、意識的にか無意識的にかこの方もされているんだろうなと(私が勝手に感じているだけかもしれないけど)思うくらい、凹を見せない、ご機嫌を伺う心配をさせない穏やかさや安定感があって、数多くの人生経験のなせる技なのかな、と尊敬の念を常に感じます

趣味ではありますが、音楽的なことについても、私の素人話を茶化すこともせず真剣に聞いてアドバイスをくださったり、またちゃんと褒めてももらえる。間違いなく先生に向いているだろうなというくらい、自信の無い私でも向上心を抱けるような語りかけですごく有難いです。

不変的な場所や存在というのは、それがあるだけで、日常の中でどんなことがあっても倒れないでいられる強い地盤や基礎が得られると思います

私も、周りの人にとってそういう不変的な、穏やかでいられる存在になれるように、安定感、いい意味で空気(そもそも空気みたいなうっすい存在感ですが無気力)でいられるようにいたいと思っていますにっこり

死ぬほど長くなりましたが、私の中での「ベストアーティスト2023」いや、「ベストアーティスト生涯」でした昇天