医療関係者としてのお願い | CDKL5遺伝子欠損症(CDD) 豆ちゃんママの徒然日記

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CDKL5遺伝子欠損による、難治性てんかんと重度心身発達遅滞の豆ねえちゃん20年8月生まれと22年2月21日生まれの豆とぅさんのかぁ~ちゃんが日常思った事、感じた事を書いていきます

「涙が出てしまった」「国民全員読んで」 日本看護管理学会が悲痛な想いを訴える https://grapee.jp/899725


久々の投稿でこんなことを書くのは非常に心苦しいのですが、

実際の医療現場の事を少し書かせていただきます。

我が家にもコロナと日々向きあうおとーがおります。

そのことで実際、我が家も差別的な発言を多々受けました。

それ以来、必要以上に、公共の場に姿をだしていません。

学校に行くのも躊躇されますし、なるべくなら、会わずに電話などで済ませて下さいとお願いしています。
面談などは一番最後にお願いしています。

私は一旦ナースを退職もしました。

メンタルも限界のところに、身体にかかる負担も大きくなったためです。

今無理をすると、本格的に治療が必要になると
言われましたので、今はほとんど家にこもっています。

防護服ってきたことありますか?

防護服をきて、マスクして、ゴーグルして
フェイスガードして。。。。

さらに手袋も二重、三重と

どれだけ暑いかわかりますか?

どれだけ動きにくいかご存知ですか?

これだけ沢山の感染者が毎日増え続けていて
みなさんは旅行や会食を楽しんでいるのに

医療関係者が息を抜けるほんのひとときの会食などは
ご法度とされ、ボーナスや給与をカットされています。
医療関係者も人です。
人としての生活もあります。

そこには厳格に制限がかかったりするのに

これ以上、何をもってして使命感で人としての
生活や人生を犠牲にしなくてはならないのでしょうか?

コロナと向き合うために
他の患者さんと向き合う時間を削られ、ベットを減らす。。。

通常の医療はほぼできてない状態です。

これが今の日本の大都市の医療の実態です。

少しくらい我慢や辛抱できませんか?

医療関係者のみなさんはみんなもう一年近く
我慢も辛抱もしています。

我が家は今年は家族旅行もしていません。

記念写真は一枚もありません。

今年で6年生になったオネェちゃんは
修学旅行もなく、運動会も学習発表会もありませんでした。

このままいくと卒業式もどうなるかわかりません。

特別支援学校なので、中学部も同じところにいきますが、普通に学校行事を体験させてあげたかったです。

オネェちゃんはアルコールアレルギーがあるため、
除菌水を常に携帯させています。

息子にも除菌シートをもたせ、常に周りを拭くようにさせています。

コロナと向き合うひとやその家族にそこまで神経をつかうことを強要しておきながら、

かたや旅行
かたや忘年会やクリスマス会

聞いててへどがでます。

医療関係者に冷たい視線や差別発言をするなら

同じような生活をしてからにしていただけませんか?

これ以上最前線でコロナと向き合う医療関係者が
バーンアウトしないことをただだだ祈る日々です。

街を歩く時に防護服をきて、手袋も何重にもはめて
マスクをして、ゴーグルをして、フェイスガードをつけてみて下さい。

その格好で何日も過ごしてみて下さい。

旅行も外食も会食もその格好でしてみてください。

飛行機を飛ばしてありがとうと感謝されるだけでは
もう足りないくらいのところまできているということがよくわかると思います。

医療関係者のみなさんが
どれだけ辛い日々をすごしているか?

想像できないところまできていることを
よく考えていただきたいとおもいます。