多分私が此処やんばるで「書家」として最初に認知されたのは2020年に開催した大石林山での個展だと思うのですが、その時の個展を見てくださったのがご縁でそれ以来のお付き合いをしている友人、大石林山をそしてやんばる愛にあふれとうとうこの4月から完全移住されました
2人ともしょっちゅうやんばるに来ている割にはすれ違いが多かったのですが、今回は彼女の休日に合わせ初めて一緒にお山へ行くことが出来ました
しかしこの日は早朝から激しい雷雨
今日は閉山?とも思ったものの、雨が降ったり止んだり状態(沖縄のこの時季あるある天気なので雨予報でも晴れ間があったり、というか天気予報はあまりアテになりません)なのでGO
お山までの道中はかなりの雨でしたが、ほらやっぱりみたいな感じで到着したら雨が上がり、雨具なし、晴れ間さえ感じる気持ちの良い中の山歩きができました
龍神岩
今年は3月から咲き始めていた「イルカンダ」の花
もう終わりかな…と思っていましたが、意外と残っていました。
美ら海コース歩いて精気小屋に戻る直前の一番見やすい場所にも残っています
GWにいらっしゃった方もこの珍しいイルカンダの花を見て欲しいなぁ…
この年はタイミングばっちりでした
雨上がりのお山は緑も鮮やか、そして葉に着く水滴が宝石のよう…
雨の日ならではの美しい光景が楽しめます
お昼は薬草たっぷりの「名物ボロボロジューシー」でエネルギーチャージ
この後御願ガジュマルにご挨拶
写真は以前撮影したものです
この頃から雨が降り出したので、午後は森林公園の中にある「やんばる森おもちゃ美術館」へ
此処の存在は知っていましたが、子供向けのところだと思い込んでいて行ったことなかったのですが、「大人でも入れる琉球松のプールがあって癒されるよ~」という友人の言葉に「松ラバー」の私はもうワクワク
う~ん最高
この琉球松のプール
琉球松の木をひとつひとつ削り、磨き、卵型に仕上げたものだそうで、その数約5000個
私の「龍」の作品のポストカードも置いて記念撮影
あと気に入ったのがやんばるの木で作られた木の勾玉
色が違うのは木の種類が違うから
そしてびっくりするほど重さも違います
↑一番軽いのはデイゴ
↓すっごくどっしりチーム
ソウシジュは想思樹という美しい和名
とっても固い木で、この木でウクレレを作る作家さんにも以前お会いしたことがあります
ちょうど今が花の季節でミモザのような黄色いフワフワの花が咲きます
同じアカシア科なので花も似ているのかも
美術館では定期的に「草あそびの会」も開催されているそうです。
この日はその日ではなかったのですが、特別にスタッフの方がアダンの葉でバッタを作ってプレゼントしてくれました
最近そういう突然のラッキープレゼントが続く幸運な私です
久しぶりのお山、久しぶりのドライブ
楽しい一日でした
さて…
この後帰宅して、少しだけ着たレインコートを干してそのまましまい忘れ…、朝しまおうと見たら蛾が卵をびっしり産みつけていました
さすがに画像なし
もうホントに油断も隙もないんだから。
雨風をしのげる場所を彼らも求めているのでしょう…
虫にはかなり強くなった私ですが、この卵を落としてレインコートをしまう勇気はないので申し訳ないけれどそのままハイキしましたわ