墓石営業マンがお客様に話すことの中にはブログに書けない事はたくさんあります。 | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

富山・石川でお墓の購入を考えてる方
関東や都市部、その他の地域で墓地を購入しようとしてる方、
お墓の営業マンならではのアドバイスをいたします。
気軽にお問い合わせしてください。

直接お会いできれば多くの情報を提供できるのですが・・・

 

富山県と石川県の方々においては

直接お会いすることが出来れば詳しい情報を提供できます。

 

実際に墓地でお会いして説明することになるので

メールでのやり取り以上に納得していただいております。

 

その他の地域においてはメールでのやり取りになりますが

地元の石材店から聞ける話以上の事をお伝えすることが出来ると思います。

 

 

ブログに書けない事とは何なのでしょうか?

 

それは「比較」です。

 

 

墓石においての「比較」とは何なのか

それを説明したいと思います。

 

 

 

墓石においての「比較」は競合した時点で発生します。

 

「比較」する項目は

 

  • 1墓石の構造
  • 2使用する石の品質
  • 3加工精度
  • 4基礎工事と施工工事
  • 5石材店の評判など

 

比較する項目は上記、5つです。

 

墓石購入者は良いお墓が建つものだと思っており

そこに良し悪しの判断基準があることを知りません。

 

特に宣伝や営業規模が大きい有名な石材店の事を理由もなく信頼しており

 

全く他社と比較することも無く契約してしまう消費者においては

 

「差がある」ということを微塵にも感じていないことでしょう。

 

「比較」することもなく契約してしまうことになりますね。

 

実際に建てられたお墓に少々難があったとしても

 

本人は気が付きもしないので

 

出来栄えに満足されてる人たちはけっこう多いのです。

 

 

 

 

 

1 墓石の構造

墓石の構造に関して重要なのは

 

  • 納骨室に雨水が侵入するのか、侵入しない構造なのか?
  • 重要なのは舞台・外柵の構造
  • 地下カロートなのか、地上カロートなのか?

以上3点を考えなくてはなりません。

 

富山のお墓は納骨室に雨水は絶対にはいりませんが

関西などでは雨水が侵入しない構造を説明しても

「価格が安くなるのなら雨水が侵入してもかまわない」

と言われるお客様もいるようです。

 

そういうお客様もお墓を建てて納骨し、

その後にまた家族の納骨があった時に

納骨室の中が水浸しとはいいませんが

濡れていたら気分が良いわけはないと思いますが・・・

 

 

 

構造は墓石本体よりも舞台外柵のほうが重要です。

どんな立派な家でも基礎が十分でなかったら傾く可能性が生じます。

それと同じですね。

 

 

極端なことを言いますが

A社の見積もりが100万円、

B社の見積もりが130万円、

だったとします。

 

構造を見てみたら

A社は地下カロート、

B社が地上カロート、

だったらB社は見積もりが高いと言えるでしょうか?

 

消費者は素人であり何の知識もありません。

価格だけで決めて建てられたお墓の近くに地上カロートのお墓があって

「こんな建て方もあるんだ、同じようにすれば良かった」

と言っても後の祭りです。

 

もらった設計図に対しての説明は十分に聞くことですね。

 

 

 

2使用する石の品質

私の営業経験において使う石を指定されたお客様は一人もいらっしゃいません。

 

「国産の石で」という希望はありましたが

特定の石を使いたいと言われた方はゼロです。

 

 

真壁中目とG603のお墓が隣に展示してあって

お客様にどちらのお墓が高いと思いますかと聞いたところ

正解率はほぼ50%でしたと以前ブログで書いたことがありましたが

理由はどの石が高いか安いか全くお客様は分からない、ということなのです。

 

感で答えられたわけです。

 

真壁だと小目と中目は誰が見ても分かりますが

大島だと特級と1級の区別が最近は難しいです。

 

特級の下のランクのものと1級の上のものであった場合、

比較は難しいですし、1級の上のものであったら

特級に混ぜられてしまうかもしれません。

 

 

しかしインドのアーバングレー(MD5)は

明らかに見た目に優劣があって良いものは仕入れ値も高いです。

 

ですが皆さんの見積書に書いてある品名には

ただアーバングレーとしか書いてありません。

 

私のブログを読んだ人なら

「どのくらいのレベルのアーバングレーなんですか?」

「いちばん良いランクのものだといくらの価格差がありますか?」

などと聞くこともできますが正直に答えてもらえるかどうかは分かりません。

 

比較の最後に「石材店の評判」がありますが

 

競合した場合、他の石材店の評判も聞くことがあると思います。

 

私などは墓地に行って他の石材店が建てたアーバンと比較しています。

 

一度も私たちが使用してるアーバングレーよりも

 

良い品質のものを見たことがありません。

 

 

どのくらいの石を使用してるのかは石材店は説明することもありません。

 

自分で数多く墓地に見学に行って比較するしかないと思います。

 

見積もりに「庵治石」としか書いてない場合は

どのランクの庵治石なんでしょうか?

 

  1. 細目
  2. 中目
  3. 粗目

何も書いてないなら「粗目」の可能性が大でしょう。

おそらく価格も押さえめでしょうから。

 

あなたには細目も中細目も選ぶ機会が与えられないことになります。

 

 

3加工精度

早い話が、

高い中国工場から仕入れているのか?

安い中国工場から仕入れているのか?

ということです。

 

安い中国工場の場合、輸入してから自社で手直しをしなくてはならない場合も。

 

 

時々墓地で

「こんな酷い加工で施主は文句を言わなかったのか?」

と疑問に思う事もあります。

 

加工が下手なお墓でも建てればそれなりに見えて

消費者は満足してる場合も実は多いのです。

 

これも墓地で数多く見学して比較してみればなんとなく分かってくるハズです。

 

 

 

4基礎工事と施工工事

工事をしているところをリアルタイムで見ていないとわかりません。

 

基礎工事の場合は事前に内容を聞くことが出来ますので

あまり問題は起こらないでしょう。

 

施工に関しても晴れた日に工事をしてボンドを使えば問題はありません。

 

 

例えば舞台外柵の貼石は雨が降った時に水が溜まっているかを

確認しなければ下手な施工と判断できません。

(今時、こんな下手な業者はいないと思います。)

 

量販石材店の場合、上手い職人と下手な職人がいますので

出来れば上手な職人に建ててもらいたいもんですね。

 

 

雨が降った時に雨水が溜まってるかどうか

その後晴れてから貼石が完全に乾いているかどうかを確認しましょう。

 

下手な施工の場合、貼石の下に水まわって濡れています。

モルタルとの間に隙間があるのです。

 

 

 

5石材店の評判

これはライバル石材店に聞くしかありおません。

 

ただただ相手の悪口ばかり言うような石材店は切りましょう。

 

 

自社で建てたお墓とライバル店が建てたお墓を比較しながら

説明してもらうと良いでしょう。

 

石の品質も分かります。

が、説明してくれる石材店の方がよくない石を使っていた場合は

歯切れも悪くなるでしょうね。(笑)

 

 

 

石材店に聞いてみなければ分からない事はいくらでもあるんですよ。

私たちが使ってるアーバングレーより良いものを見たことが無いというのは事実です。

 

しかし○○石材のアーバングレーは酷い、

などとブログに書くことはできませんよね。

 

加工が酷い、施工が下手、なども。

 

 

某石材店で建てたお客様が修理を依頼したら

「廃業しました」とウソをつかれて断られたという石材店など

名指しで批判をしたいところですが

それも出来ません。

 

 

見積もりを擦儒か所からとって各石材店のいう事を比較するしかないですし、

 

そういうこともしないでお墓を建てるなど

自殺行為に等しいと思いませんか?