ご報告(嬉しいヤツ) | 真理ジャーナル~c´est la vie~

ご報告(嬉しいヤツ)

Happy to announce that I have passed the exam of Japanese classical dance and got a grand master qualification!! 

このお知らせが出来る日をずーっとずーっと待っていました。

この度、吉田真理こと若柳花耶乃、日本舞踊正派若柳流師範試験に合格し、師範となりました。

昨年受験するはずの試験が直前に中止になり、もがき続けた1年間だった気がします。中止になる前は非常に厳しく張り詰めたお稽古が続き、辛くて自信を失いかけた時もありました。その厳しいお稽古がもう1年続くのかと思った時は再び自分を奮い起こせるか不安でした。何の為に日舞をやっているのだろうと無気力に陥りそうにもなりました。
そんな中、師範の先輩や同門の皆様は「大丈夫、出来る!」と声をかけ励まし続けてくださいました。その言葉がなければとっくに挫けていたと思います。本当に心強かったです。

イギリスで演劇を学んでいる中で「日本の芸能も身につけなくては」と20歳で帰国してから始めた日本舞踊。6年前に名取になり、ただ好きで、芝居の役に立てば、と続けていただけで師範など考えてもおりませんでしたが、色々なタイミングが合いお試験を受ける事になりました。お恥ずかしいのですが、「こんな師範になりたい」と言うビジョンも明確ではありませんでした。
しかし今、私はハッキリとなりたい師範像があります。あの辛い時に励まし続けて下さり、踊りが好きと言う気持ちを思い出させて下さった師範の先輩の様に、受け入れ、勇気を与え、そしてそっと支えてあげられる、そんな師範を目指して行きたいです。
世界に日本の文化を正しく広める事やもっと踊りが上手くなる事も継続した目標ではありますが、やはり身近な人に手を差し伸べられる、そんな人になりたいです。技術的にはまだまだ未熟ではございますが、師範の名に恥じぬよう人間的に成長して行けるよう、より一層の精進を重ねてまいる所存でございます。

沢山の涙を見せてしまったし、沢山の弱音を吐いてきた1年間でしたが、こうして試験に合格できたのは家族を初め、同門の皆様はもちろん、応援してくださった周りの方々のおかげです。

本当にありがとうございました。

お免状式も中止になり、合格と知ってからも手元に無かった師範証を本日門下生の踊り初め(これも1月から延期になっていた会)にて頂きました。
胡蝶を踊ったので若作りしてピンクの着物のまま記念撮影して頂きました😆 

芝居の舞台や日舞の試験、色々解放され過ぎて、しばらくアホになっていると思いますが、今後とも、吉田真理/若柳花耶乃をどうぞよろしくお願い申し上げます。

やったぜーーー!!!




本日一緒に胡蝶を踊った同じく役者の小野瑞季ちゃんと。
双子コーデ❤️
師範試験でガッチガチに追い詰められていた私にとって、2人で踊る胡蝶は心から楽しめた演目でした。
ありがとうございました。


吉田真理/若柳花耶乃