傷つかないように
痛まないように
苦しまないように
悲しまないように
寂しくないように
強く 強く守ってきた

恐れてたから
怖かったから
不安だったから
悔しかったから
泣いてきたから
深く 深く 沈んでいた

何のために
生きるのだろう
何のために
流すのだろう
何のために
明日を迎えるのか
震える身体に
自分の手で包み込む
丸く 丸く縮まって

どうか 世界の何処かで
こんな思いをしてる人はいませんように

どうか 世界の何処かで
こんな思いをしてる人は私だけではありませんように

救いたい想いは、救われたい希望なのだろうか

表裏一体

傷つく事は、傷つけることより恐怖でなかったはずなのに

恥ずかしくなる
哀しくなる
嫌になる
こんな自分を私は、今日も嫌いになる

傷つく事が、こんなに怖いなんて知らなかっただけの偽善者だったのだ


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