- 陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)/伊坂 幸太郎
- ¥660
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- 出版社 / 著者からの内容紹介
嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス!
- 映画化されるのも納得
- この映画ならぜひぜひ見てみたい
- いままで読んだ伊坂作品の中ではこれは番面白かったです
とにかく、そのキャラクターに惹かれたよね
なかでも「嘘を見抜ける・成瀬」はマリーのもろタイプです
リーダーシップをはれ、的確な判断が瞬時にできる
この人についていけば絶対大丈夫っておもえるカリスマ性がほんとにカッコイイ
また彼の仲間久遠響野雪子もそれぞれがまた個性的でいい味だしてるんだよね。
銀行強盗なのに、のんびりしてて、全然緊迫感がないというか、遠足を楽しみにしてる子どもみたいに、強盗することを楽しんでるんだよね
でも、憎めない
むしろ彼らの仲間入りしたい
ストーリーはとにかくスピード感あふれる感じで、一気読み
巧みに張られた伏線には、してやられた
そしてこの本の1番の見所は作者のそのユーモアセンスにあると思う
本を読みながら笑えるってすごいことじゃない
しかも活字のみで
これこそセンスがないと書けないよね~
とにかく読んで損なし
絶対オススメの一冊です