心が限界になる時が、たまにある。

自分を取り巻く環境全てが嫌になり、知らない街へ逃げたくなる。

『仕事が』とか『恋人が』とか、そんなマトモな理由じゃなく ―

蔑んだ考えで物事を捉える自分がいる。

…面倒



よく、『この世は愛だ』 『この世は金だ』 と言う人がいるが、それは楽観視だと言いたい。

この世はそんなので形成されていない。


あるのは秩序と摂取。

そして強者と弱者…。



言う事を聞いてればいい
努力した者が一番偉い





違うよ







一番偉いのは 絶対的な発言権を持つ人

一番強いのは 折れ曲がらない人

一番弱いのは 常時逃げ道を探してる人

一番安定してるのは 流れに逆らわない人

一番かっこいいのは 常に平常心を保てる人

一番悲しいのは 判断を放棄する人



そんな、へりくだった考えをオレは持っている。




あなたの期待に応えられるような人間じゃなく
キミの全てを受け止められる人間でもない





昔、ある人は言った

青年よ、大志を抱け

また、ある人は言った

青春に年齢はない




オレは言った

綺麗事はもうウンザリだ






昔、千代の富士が



『体力の限界です』 と言って引退したように


『心力の限界です』 といった幕引きもありなんじゃないだろうか。







『限界は自分が作る』 といった格言を言われた事もあるが






自分で作らなかったら死んじまうだろばか







って思い続けてきた。
















弱いね












一番愚かなのは オレという人