絵鞆半島外海岸 地球岬

北海道室蘭市母恋南町4丁目

ピリカノカとは、アイヌ語で「美しい・形」を意味し、アイヌの物語や伝承、祈りの場、言語に彩られた優秀な景勝地群を総称するものです。

絵鞆半島(えともはんとう)の外海岸は、急峻な断崖や小さな入江が連続しており、そこには数多くのアイヌ語による地名が残されています。

アイヌ文化では、現地の風景や産物、あるいはアイヌの人達がそれらをどのように捉えていたのかを、そのまま地名として名付ける特徴があります。

北海道内には、アイヌ語の地名は数多く残されていますが、地名の指し示す地形や自然環境がそのまま保存されている土地は必ずしも多くなく、地名に示されたアイヌ文化の精神性を今もよく感じ取れる景勝地、いわば「生きた地名」の土地として、ここが道内7番目の名勝ピリカノカに指定されました。

地球岬は、元々アイヌ語で、ポロチケウェと呼ばれていました。

これは、「親である・断崖」という意味で、岬の断崖そのものに付けられた地名です。

船で洋上から見るとこの断崖は一際大きくそびえ立ち、親である(大きな)と呼ばれた意義が感じ取れます。

なお岬の東側に続く断崖は、ポンチケウェ、「子である・断崖」と呼ばれ対になっています。

 

観光バスを降りて、階段を上ります。

展望台

皆、並んでまでならしていた鐘。

チキウ岬灯台 

日本の灯台50選に選ばれているのね。

鯨もイルカも見えなかったわ~

白鳥大橋

 

室蘭港の別名は、”白鳥港”。

お次は有珠山へ。

まん丸な日々