前回、中高一貫校に通う生徒が受験する「Z会アドバンスト模試」について書きました。

 

この模試、中1の受験者数は約15,000人と少ないのですが、中2、中3と学年が上がるにつれて参加校(受験者)が増えていくようです。

 

ベネッセの学力推移調査の方が受験者数は多いと思います。

 

参考までに、高校生向けのアドバンスト模試というものもあり、こちらはZ会と駿台の共催で行われています。

 

2019年から始まった模試で、Z会と駿台が業務提携していることは全く知りませんでした。

 

うちの娘にとっては中学入試以来、久しぶりの模試であり、全国での相対的な自分の位置や学力を確認できる貴重な機会となりましたニコニコ

 

外部模試は、学内の定期試験と違って出題範囲が広く、暗記で一夜漬けというわけにもいかず、真の実力が要求されます。

 

娘の学校では、Z会アドバンスト模試の結果を、次年度のクラス編成の参考にしているという噂もあり、重要視していると思われますびっくり

 

 

さて。。。

 

Z会から公表された各科目の得点分布表を見ると、中1の時点で大きな学力差がついていることが一目瞭然となっています。

 

特に顕著なのは「数学」。

 

 

全国平均点が"48点"とやや低めなことを考慮しても、

 

10点以下600人近くいる・・・

 

この現実に驚きましたガーン

 

(0点が100人以上います・・・)

 

 

英語と国語の低得点者(10点以下)はあまりいません。

この辺りはアメンバー記事で書くかもしれません。

 

 

かつて娘が通った塾の先生が話していました。

 

中高一貫校の授業カリキュラムは非常に早いので、少なくとも中1の1年間は手を離さないようにしてください。

 

中1でつまづくと、その後挽回することは難しいです・・・とガーン

 

秋も深まった頃だったか、

「学校の授業が早すぎてわからない。どう勉強して良いのかわからないえーん

 

と悩んでいる子がいると娘から聞いて、あの時の塾の先生の言葉を思い出しました。

 

多くの中高一貫校では、理解不足の生徒に、放課後に補習をしたり、補充プリントを配布したり、学力の底上げを図るために色々工夫をしているのではと思います。

 

しかし学校での授業がなくなった今、自宅学習で何とかするしかありません。

 

我が家では、すぐに学校が再開されるかもしれないという考えは捨てて、新型コロナとの戦いが長期戦になることを覚悟しています。

 

娘の場合、学校の映像授業だけでは緊張感が足りずに集中することが難しいと判断し、授業課題に一緒に取り組んだり、数学や英語の先取りを進めたり、気分転換に散歩に行ったりと、自宅学習の効率の良い進め方を模索する毎日です。

 

最近、学校から生徒を励ますようなメッセージが届くことが増えました。

以前は、どちらかというと「叱咤」が多かったのですが、「激励」が増えています。。。

 

自宅に籠もって一人で長時間勉強することのつらさを、学校側もわかっているのです。

 

子供たちが自宅で効率よく勉強できるように、その子の状況に合わせてサポートすること、これは親の役割ですね。

 

新学年のスタートとても大事ですウインク