ホスト狂いの22歳の女の子のお話第3弾です。金と欲にまみれた夜の世界と裏社会。宮古島のグルメ写真と共にお楽しみください。
宮古島では一泊2500円のゲストハウスに泊まり、
歌舞伎町では一晩200万円使う22歳の女の子。
彼女がホストにハマったのはこれが初めてではありません。
水商売も学生時代からしていたそうです。
ホストクラブの客層は10代〜20代。
若い女性なら水商売で稼げるからです。
彼女の担当ホストは、彼女が水商売で稼げるようにいろいろと指南していました。
鵜飼いみたい!
ホストも彼女もバカではありません。
むしろ頭がいい。
そして負けん気と忍耐力もあります。
ではなぜ一般社会での成功を目指さないのか?
それは家庭環境と脳の報酬系の作用ゆえです。
買い物依存やギャンブル依存と同じです。
反転させれば、芸術やビジネスで成功することも可能です。
動機づけの問題です。
…ということで、ますます興味を掻き立てられた私は、彼女からホスト直伝の営業テク㊙メモを見せてもらいました。
S客かM客かを見分ける方法
客のタイプ別攻略法
キャラ設定とおねだり方法
裏引きの仕方
痛客の切り方
読んで彼女の解説を聞いて、ナルホド、ナルホド〜と思いました。
オーストラリア在住の友達から聞いた、お爺さんと結婚して財産巻き上げたフィリピン女性の手口と同じ(笑)
チリ人妻アニータもこんな感じだったのでは?
要するに、人間は複雑に見えて案外単純なので、パターンで操作されやすいってことです。
特に日本人!
キャバクラとかホストクラブみたいなシステムの店って海外にはありません。
いい年した大人がアイドルにハマるのもそう。
日本が恋愛未熟国だからです。
え?お前が言うな?
サーセンっ(;´∀`)
22歳の彼女ですが、ホント可愛いくて清楚系なんですよ。
おとなしくて、礼儀正しくて、キチンとしています。
ゲストハウスの荷物を散乱させている私と違って彼女はスーツケースの中にちゃんとしまっています。
どんなに話が盛り上がっても基本敬語です。
一緒に歩いていて、道で拾ったお財布の中身を広げた私をたしなめるような彼女です。
一緒に入ったタコス屋さんのスタッフたちがイケイケの内地のお兄さんたちだったので「パリピこわい…」と嫌がっていました。
そうなんです。
石垣島や宮古島は芸能人の移住も多いですが、半グレがのさばっていて問題になっていたそうです。
今では半グレは減りましたが、移住して起業している若者は多いです。
今回の宮古島では10人ほど出会いました。
パリピっぽい人もいればそうでない人もいました。
と、ここで事件が起きました!
彼女と一緒に出稼ぎに来ているお姉さんが、突然ひとりで東京に帰ってしまいました。
彼女呆然。
お姉さんは年末まで宮古島にいるはずだったのですが、担当恋しさ、掛けの回収、お茶続きで、心が折れてしまったようです。
マリー「え?逃げたらどうなるの?」
22歳娘「半グレみたいなお兄さんが来ます」
えええええ?大丈夫なの?
やっぱり闇社会コワイわ〜
翌日には私も東京へ帰る予定なので22歳の彼女は不安がりました。
がんばれ〜
それからはラインで励ましたり、電話で話したりしたのですが、彼女も東京に帰ってくると言います。
そして、まっすぐその足でホストクラブに行くと。
いや〜脳の報酬系ってスゴイ!
その夜、彼女から写真が送られてきました。
担当ホストと仲良く並んだツーショット。
その下には「ラストソングとれました♡」の一文。
え?え?ちょっとまって?
ラストソングって、その日の売上げナンバーワンのホストが歌うって言ってたよね?
イベントのない日でも40〜50万円使わないとラストソングはとれないんだよね?
あなたが宮古島で稼いだギャラの数倍だけども大丈夫なの?
おかーさん心配だわ〜