こんにちは富士山マリーです。元農業NPOスタッフが「100円ショップのダイソーで買える優秀な野菜の種の見分け方」についてご紹介します。
ダイソーの種って安いですよね!
量が少な目なのですが、家庭菜園にはちょうどいい量です。
(※逆にビックリするくらいたくさん入ってるものもあります!)
種には消費期限があるので何年も経ったものは発芽しません。
播ききれる量を買うのが得策です。
2つで100 円なので、選べるのも楽しいですよね。
でも、こんなに安くて中身は大丈夫なの?
裏を見て確認〜👀
なんと無農薬。
ニンジンにはチラウムが使われていますが、農協などで売っている種にも使われています。
固定種の種を販売しているこだわりの種屋さん、たねの森さんや野口のタネさんなら完全無農薬のものもあるはずです。
固定種(在来種)というのは昔から作られている野菜で、「できた作物から種をとって撒くとまた同じように野菜ができるもの」を言います。
固定種 親から子・子から孫へと代々同じ形質が受け継がれている種
在来種 その地方で長年栽培または飼育されているもの
え〜そんなの当たり前じゃないの〜?
アタリマエじゃないんです!
スーパーで売っている野菜は、ほとんどがF1と呼ばれるものです。
F1とは一代雑種交配のことです。
キレイな野菜ができるように他の種類を交配させているので、種をとって播いた場合、二代目以降の野菜の出来はバラバラになります。
種の袋にF1や一代交配種などと書かれていますので、なるべくそうでない種を選びます。
毎年毎年、今後もずっと種を買い続けることができればよいのですが、そんな保証はありません。
大企業が種を独占し農家が破綻。
農薬もセットで健康被害が続出。
アメリカやインドで社会問題化し、裁判になったので調べてみてください。
「自家採種」といって、できた野菜から種をとって守っていくことが、安全ですし、経済的です。
最後に種の産地もチェックしましょう。
遺伝子組み換えを禁止しているEU諸国の種は安全性が高いです。
せっかく家庭菜園で育てるなら安全で美味しい野菜を育てたいですものね。
チェック項目のまとめ
*農薬
*品種
*産地
この3つを見ておけばだいたい大丈夫です。
ベランダで育てられる野菜もたくさんあるのでチャレンジしてみてくださいね〜