こんにちは富士山マリーです。元メンNGな方はUターンお願いします。大丈夫な方は、未来の音楽ビジネスモデルについて語りましょう!


「皆んなに近づける一つの方法として
LIVEの時にケータイ撮影OKにさせました!沢山沢山写真撮っていいよ😊」

ジェジュンさんのこのツイートを見た、私の正直な感想…

①「わぁー!いいなぁ♡」
②「ファンダム盛り上がるだろうな~」
③「コンテンツの未来はフリーミアム」

ビジネスモデルとして非常に興味深いです!

①ファンは何にお金を払うのか?

これまでもジェジュンさんのライブはサービス精神が旺盛!ということで有名でした。

参戦したリア友が「3時間経っても全然終わる気配なくて、嬉しいけど最後までいるの大変」とニヤケ顔で言っていました。

ファンとしては嬉しい限りですよね。

歌うこと、ステージ、ファンへの気持ちがなければ出来ないと思います。

チケット代以上の価値提供

好意の返報性で「ここまでしてくれる推しに貢献したい」と思うファンが大半のはず。

「なんでも買うし、積むし、課金するし、応援する!」となるのは想像にかたくありません。

スターとファンが相思相愛
うらやましい好循環です。

②肖像権フリーモデル

肖像権とはザックリ言うと写真利用です。

日本のジャニーズ事務所は肖像権に厳しくて、テレビや雑誌でも写真が使えずイラストになってたりします。(厳密にはイラストも肖像権ですが)

肖像権はアイドルの命!

推しのカッコ可愛い姿を見たいがためにファンはお金を使います。

だから勝手に写真とるなんてダメダメ!
それをSNSにアップしたり私製グッズ作ったりは犯罪!

しかし、KPOPが大人気になったのは、過去にこの肖像権フリー文化があったからです。

ファンカフェという私設グループの、大砲ヌナと呼ばれるカメラ小僧たちが、盗撮した画像をネットに載せて、公式以上にスターの魅力を伝えていました。

無料の宣伝マンが120%のチカラで拡散してくれるのです。

ファンダムは世界に広がり、ツアーがないときでも常に新鮮な話題があり、盛り上がっていました。

韓国も徐々に法律への意識が高まり、大砲ヌナの盗撮は禁止になりました。

この頃のことは、過去記事「大砲ヌナにスカウトされた話」をお読み下さい。

日本ではほとんどライブ中の写真撮影NGですが、セカオワがOKにしていました。

さすがSEKAI NO OWARI。
ワールドスタンダード。
海外では撮影OKの場合が多いです。


③無料化するコンテンツ

すべてのものは無料になっていきます。
コンテンツはその最たるものです。

考えてみてください。

今や映画やドラマは無料配信がたくさんあります。

本や雑誌も読み放題サービスがあります。

音楽も格安か無料で曲ごとにダウンロードできるので、CDが売れません。

CDが売れない時代にどうするか?というと、イベントとグッズで稼ぐわけです。


ジェジュンさんのグッズは15種類。

二人の東方神起のグッズは24種類。


ラインナップは、服、バッグ、ペンライト関連、ピンバッジ、お菓子と似ています。

実用性ナシ。
価格ムシ。
割高でも飛ぶように売れるのは、人気ゆえです。

ここで①ファンは何にお金を払うのか?の答えとつながります。

ファンは、推し、その人自身にお金を使うのです。

ヲタクではない一般世間でも、モノ消費からコト消費にシフトしています。

モノが行き渡って有り余っている時代、モノより思い出にお金を払う人が増えました。

ではコト消費の先はどうなるのでしょうか?
ヒト消費です。
その人の魅力、物語がコンテンツとなるのです。

モノもコトも味わい尽くした人は、ヒト、誰かを応援したい!と思うようになります。

セカオワやジェジュンさんは、きっと未来が見えているのでしょう☆

CDが売れない時代でも、将来チケットやグッズが売れなくなったとしても、人気や評価があります。


モノやコトがなくなっても、その人というブランドとその支持者というヒトが残ります。

その人が、何かをしたい、作りたい、という時は、場所、資金、スキルなどが集まります。

リアルでもバーチャルでもいろんな事ができます。

東方神起も未来を見据えて、ファンダムが盛り上がるビジネスモデルを見つけて欲しいな〜