こんにちは富士山マリーです。元メンNGな方はUターンお願いします。大丈夫な方は、未来の音楽ビジネスモデルについて語りましょう!
kimjaejoong@bornfreeonekiss皆んなに近づける一つの方法としてLIVEの時にケータイ撮影OKにさせました!沢山沢山写真撮っていいよ😊 https://t.co/OgvnpLPHn8
2023年01月18日 18:20
「皆んなに近づける一つの方法として
LIVEの時にケータイ撮影OKにさせました!沢山沢山写真撮っていいよ😊」
ジェジュンさんのこのツイートを見た、私の正直な感想…
①「わぁー!いいなぁ♡」
②「ファンダム盛り上がるだろうな~」
③「コンテンツの未来はフリーミアム」
ビジネスモデルとして非常に興味深いです!
①ファンは何にお金を払うのか?
これまでもジェジュンさんのライブはサービス精神が旺盛!ということで有名でした。
参戦したリア友が「3時間経っても全然終わる気配なくて、嬉しいけど最後までいるの大変」とニヤケ顔で言っていました。
ファンとしては嬉しい限りですよね。
歌うこと、ステージ、ファンへの気持ちがなければ出来ないと思います。
チケット代以上の価値提供。
好意の返報性で「ここまでしてくれる推しに貢献したい」と思うファンが大半のはず。
「なんでも買うし、積むし、課金するし、応援する!」となるのは想像にかたくありません。
スターとファンが相思相愛。
うらやましい好循環です。
②肖像権フリーモデル
肖像権とはザックリ言うと写真利用です。
日本のジャニーズ事務所は肖像権に厳しくて、テレビや雑誌でも写真が使えずイラストになってたりします。(厳密にはイラストも肖像権ですが)
肖像権はアイドルの命!
推しのカッコ可愛い姿を見たいがためにファンはお金を使います。
だから勝手に写真とるなんてダメダメ!
それをSNSにアップしたり私製グッズ作ったりは犯罪!
しかし、KPOPが大人気になったのは、過去にこの肖像権フリー文化があったからです。
ファンカフェという私設グループの、大砲ヌナと呼ばれるカメラ小僧たちが、盗撮した画像をネットに載せて、公式以上にスターの魅力を伝えていました。
無料の宣伝マンが120%のチカラで拡散してくれるのです。
ファンダムは世界に広がり、ツアーがないときでも常に新鮮な話題があり、盛り上がっていました。
韓国も徐々に法律への意識が高まり、大砲ヌナの盗撮は禁止になりました。
この頃のことは、過去記事「大砲ヌナにスカウトされた話」をお読み下さい。
日本ではほとんどライブ中の写真撮影NGですが、セカオワがOKにしていました。
さすがSEKAI NO OWARI。
ワールドスタンダード。
海外では撮影OKの場合が多いです。
③無料化するコンテンツ
すべてのものは無料になっていきます。
コンテンツはその最たるものです。
考えてみてください。
今や映画やドラマは無料配信がたくさんあります。
本や雑誌も読み放題サービスがあります。
音楽も格安か無料で曲ごとにダウンロードできるので、CDが売れません。
CDが売れない時代にどうするか?というと、イベントとグッズで稼ぐわけです。
ジェジュンさんのグッズは15種類。
ラインナップは、服、バッグ、ペンライト関連、ピンバッジ、お菓子と似ています。
実用性ナシ。
価格ムシ。
割高でも飛ぶように売れるのは、人気ゆえです。
ここで①ファンは何にお金を払うのか?の答えとつながります。
ファンは、推し、その人自身にお金を使うのです。
ヲタクではない一般世間でも、モノ消費からコト消費にシフトしています。
モノが行き渡って有り余っている時代、モノより思い出にお金を払う人が増えました。
ではコト消費の先はどうなるのでしょうか?
ヒト消費です。
その人の魅力、物語がコンテンツとなるのです。
モノもコトも味わい尽くした人は、ヒト、誰かを応援したい!と思うようになります。
セカオワやジェジュンさんは、きっと未来が見えているのでしょう☆
CDが売れない時代でも、将来チケットやグッズが売れなくなったとしても、人気や評価があります。
モノやコトがなくなっても、その人というブランドとその支持者というヒトが残ります。
その人が、何かをしたい、作りたい、という時は、場所、資金、スキルなどが集まります。
リアルでもバーチャルでもいろんな事ができます。
東方神起も未来を見据えて、ファンダムが盛り上がるビジネスモデルを見つけて欲しいな〜