私は内代さんからごちそうを
してもらえるということで
期待しながら内代さんの家に向かった

そして内代さんの
ごちそうを頂いたのだが
その食べ物は
とても美味しくはなかったのだ

僕は純粋な気持ちを表現した

「美味しくないねショボーン」・・・

すると空気が一変したのだ

「何で美味しくないの!ムキー

と内代さんの激しい問いかけに
私は戸惑いそして考えた・・・

なぜ美味しくないのであろう・・・

この得体の知れないものは
何でできているのであろう・・・

どんなに考えても
答えは出てこないのだショボーン・・・

そして私は少しずつ
自分の本心とは
違う対応をするようになっていった。

「これおいしいねショボーン

とてもまずいものを
ほうばりながらそう答えた

内代さんは私の急激な対応の変化も、
一切、おかしいとも思わず

「ありがとうニコニコ

そう笑顔で答えたのだ。

やった内代さんの笑顔が見れた
心の中で私は喜んだのだ爆笑

そして私のテクニックは
進化していったのだ。

「こんな美味しいもの
生まれてはじめてだよ」

と口の中にあるものを
吐き出しそうになりながらも
そう答えたえーん

内代さんは私の進化していく
お世辞にも一切おかしいとも思わず

「おかわりあるわよニコニコ

そう笑顔で答えたのだ。

なんとその料理は
うまい料理でも食べきれないぐらい
作ってあったのだびっくり

やばい、やってしまったガーン

私は心のなかでそう叫んだのだえーん
僕はもうこんな
ひどい食べ物には
触れたくもなかったのだショボーン

だが残念ながら私は男なのだ
もう引くわけには行かないプンプン

そして私は決死の覚悟をして

「おかわり!プンプン

そう答えたのだ。

僕はこんなにも
自分の意見とは違う
回答したことが初めての経験だったえーん

「天国と地獄どっち行きたいですか?」
と聞かれ

「地獄ですえーん
といっているようなものなのだ。

私は死ぬ思いで食べたえーん
もちろん
生まれて初めて美味しいものに
出会ったようにショボーン

だがそれは
生まれて初めての
まずい料理だったのだ。

そうです
私はもう地獄にいたのです。

わたしがなぜ
ここまでするのかというと
私は内代さんを
愛してしまっていたのだラブ

そしてこの命懸けのお世辞により
内代さんは私を気に入ったか
どうかはわからないが

これにより
内代さんのとびきりの笑顔ニコニコ
作ったことは言うまでもないことだ。

そして私は帰り道
気づくのである

内代さんの
次のごちそうの招待はあるのか
どうかを!ガーン

あんな笑顔にしてしまったのだニコニコ
次またということは
安易に予想できる事だったガーン

そして私は
今日やってきた自分の行ないに恐怖した。

次の恐怖がまたやって来ないことを
祈るばかりである。



次の話も見てくださいね
内臓君のイラストがついてます

第2話 前編 勘違い男の愛の告白
http://ameblo.jp/masayax1234/entry-12139545138.html







このブログは、フリー写真素材ぱくたそ(https://pakutaso.com)の写真素材を利用しています。