皆さまこんにちは。こちらはただいま夕方5時ですが、明るいです乙女のトキメキ

明日やっと、iPhoneが復活しそうです笑い泣き

 

 

さて。本日ピソに戻ってきたら、日本から流れてきたこのニュース。

 

 

玉城デニー氏、沖縄県知事選に出馬表明~翁長前知事の遺志引き継ぐ

 

こちらは自由党ホームページ↓

玉城デニー幹事長、沖縄県知事選挙への出馬を正式表明

 

 

現衆議院議員であり、自由党幹事長の玉城デニー氏の

沖縄県知事選出馬が正式決定したとのことです!!!

 

 

単純に、亡くなった翁長知事の葬い合戦ということにはならないという

現地の事情も見え隠れしているようですが、、、、

沖縄県知事選 小沢氏、玉城氏支援を野党に念押し

 

 

選挙はJAZZと同じ水モノなので、本当に蓋を開けるまでは何がどうなるかはわかりませんが、沖縄を熱く思うデニーさんの思想信条を聞いた私としては、絶対に沖縄県知事となってぜひ闘ってほしい。

 

 

デニーさんによる『沖縄基地問題』の講義を初めて聞いたのは、2015年9月。

まだ私が小沢塾生だった時に、基地問題の講師として来てくださいました!!

 

 

ここには必ず『日米地位協定』の問題が出てきますよね。

 

 

今年の5月だったかな? 

私がニューズオプエドのMCの時に、藤田幸久参議院議員がゲストで来てくれて、その時にも『なぜ、日本のみ日米地位協定が戦後一度も改善されないのか』という話を聞きました。

 

 

それはまた後ほど書くとして、ここからは玉城デニー氏が3年前に講義してくれた内容を、当時の講義ノートを見ながらわかりやすくまとめようと思います。

 

 

<沖縄基地問題の深い闇>

 

 

1950年代、米国海兵隊は岐阜、山梨にあったらしいんだけど、

拡張に猛反対され、沖縄に基地を駐留することになりました。

 

 

1956年に朝鮮戦争の関係で、沖縄に基地を置くことに。

住民たちは、銃剣とブルドーザーで追い出されました。

(かなり無理矢理ですね、、、)

 

 

やむをえず、集落の人達は米軍基地を受け入れました。

 

 

その割合、国土の0.6%に在日米軍施設の面積の74%がある。

 

 

まさに沖縄のみに七割の米軍基地が密集している状態です。

 

 

沖縄はその昔、琉球王国でした。

1609年、薩摩が琉球王国を攻めてきて、併合されています。

 

 

そして首里城の国王は、江戸に連れていかれました。

琉球王国は『チャンプル文化』=『ごちゃまぜ文化』

 

 

アジアのクロスロードの真ん中にありました。

地理的に好都合なので、基地にされているようです。

 

 

それとネット上ではよく『沖縄は基地依存じゃないか。基地ないとやっていけないじゃないか!』みたいな文言を見かけますが。

 

 

2012年のデータによりますと

沖縄の基地収入が5.4

観光収入が10%

 

決して基地依存ではありません。

基地が仮になくなっても沖縄はやっていけます。

 

 

1987年の那覇の米軍基地返還後(那覇新都心地区)、雇用者が激増しているし、

琉球新聞のデータによれば、直接経済効果は、

 

返還前の年間54億円からなんと32倍の1634億円に!!!!

 

デニーさんの講義によるとネットの中で流布されてるウワサは嘘、ということでしたが、2016年の琉球新聞の記事にもこう書かれています。

 

「一般の国民も多くの政治家も『沖縄は基地で食べている。だから基地を預かって振興策をもらったらいい』と沖縄に投げ掛ける。これくらい真実と違い、県民を傷つける言葉はない」

 

↓抜粋元の記事です。詳しく書かれています。

 

<沖縄基地の虚実11>跡地の経済効果28倍 基地、発展の足かせに 琉球新報

 

本当に政治家先生たちがデータをきちんと調べもしないでこんなことを言ってるなら、沖縄問題を語る資格はないと思います。(自公の政治家?)

 

 

さて。この沖縄基地問題で必ず持ち上がってくるのは『日米地位協定』だと思うのですが、そこについても講義では触れられていました。

 

 

<日米地位協定の壁>

 

今の日米地位協定のままでは、例えば

米軍の兵士が事故で人を引いても、公務中なら罪に問われません。

 

 

デニーさんは講義中におっしゃっておられましたが

沖縄人は日本人なのか?と。

 

『起訴に至らなければ、関与が明らかでもアメリカ兵の身柄を日本側に引き渡すことができない』

 

これが日米地位協定での取り決めです。

 

 

しかし1995年の米兵による当時12才の少女暴行事件から、

基地返還運動は盛り上がりました。

 

 

やっと盛り上がってきた基地返還運動。

しかし2012年に政権を取った安倍自民党の政治家の方々に、こんなことがありました。

 

 

2013年11月。

石破さんの隣に座らされ、自民党議員5人の『普天間は県外』と言ってた人たちが、

政府側に寝返りました。

 

当時の仲井眞沖縄県知事も寝返りました。

 

沖縄県議会の本会議において、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立てを承認したことは公約違反だとして、知事の辞任を求める決議が可決されました

 

 

ただし、決議に拘束力はなく、仲井眞知事は辞任しない意向を示しました。

 

 

その後、翁長知事が『イデオロギーより、アイデンティティ。オール沖縄で頑張ろう。日本政府に屈しない!!』といい、2014年の沖縄県知事選挙に自民党公認の仲井眞知事に約10万票という圧倒的差をつけて、翁長知事が誕生しました。

 

そんな翁長知事に安倍さんと菅さんは『会わない』という手段を取ってましたね。

 

 

てか、『ブレない!自民党。TPP断固反対!』のポスターといい、

先日の新潟知事選挙で『県民の皆さんが納得しない限り、柏崎刈羽原発を再稼働しない!』と叫びながら、勝った翌日にもう再稼働を決定していた新潟県知事といい…

 

 

『メインにしていた公約を勝った瞬間に手のひら返す!』

 

というのは、安倍自民党の流行りなんでしょうか?

それとも党則なのでしょうか?(笑)

 

 

そしてこの『日米地位協定』

戦後70年間、この協定が一度も変わってないのは、日本だけです。

 

 

同じ敗戦国である、イタリア、ドイツはどんどん自国が有利になるように改定して、米軍訓練に自分たちの承認が必要だったり、両国で騒音対策機関を作ったり。

フィリピンにおいては、米軍がフィリピンに対して『家賃』を支払ってたほど。

 

 

住民が住んでる頭の上を米軍機が飛んだり、

多額の『思いやり予算』を支払ったり、

騒音対策機関も作られないのは、日本だけです。

 

他国との地位協定の違いはこちらの記事をどうぞ。

日米地位協定、イタリア・ドイツと何が違う? 沖縄県が4月にも特設サイト

 

 

私はこの事実が本当に不思議でたまらなくて、オプエドで藤田議員がゲストに来た時も、一体なぜなのか聞きまくりました。

 

 

米軍は実はもう、沖縄に基地を置くことにこだわっていません。

 

 

逆に日本人で、米軍を沖縄から出したくない人達がいることを知りました。

なぜかというと、それが利権に繋がってるかららしいです。

 

 

まず一つは、砂利利権や、石油利権(燃料利権)

基地がなくなると、その利権をとっていた人たちの儲けがなくなってしまいます。

(原発利権と構造一緒ですね)

 

 

その利権と繋がってるのか何なのか、官僚たちが当時の鳩山総理を騙してでも、

沖縄から他には基地を移設させない、という事件が起きます。

 

 

2010年、『基地は最低でも県外』と言った鳩山総理に、

防衛省、外務省の官僚たちが『極秘資料』を持って現れます。

 

 

その極秘文書の米軍マニュアルには、

『移転先は普天間から65マイル(105km)以内に限る』

と書かれてありました。

 

 

そうすると、沖縄以外に基地は持っていけなくなります。

それにより、鳩山総理は基地を県外に持っていくことを断念しました。

公約を破った総理への沖縄県民の失望をマスコミが「怒り」へと煽り立て、

鳩山内閣は退陣に追い込まれました。

 

 

しかしこの極秘文書は、実は

官僚たちが作った偽造文書だったのです。

 

 

文書を偽造までして、基地を沖縄から出したくない外務、防衛官僚たちがいるという事実です。(あまりマスメディアの記事にでてないですが、田中龍作さんが確か詳細を書いていました。興味ある方は調べてみてください)

 

 

また、2015年にはオバマ大統領が

『地域の負担軽減のためグアムに米軍基地の拠点を移します』と言ったのに、これが報じられていません。

 

 

しかもグアム移設をNHKの訳では、

沖縄の普天間基地の移転について、より柔軟に対応したいと思います』になっていて、そして読売と産経は

 

 

読売新聞「沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題について、オバマ氏は「より柔軟に対応したい」と述べ」

 

産経新聞「米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を推進する方針に関し「より柔軟に対応する」と表明した」

 

と書いています。

 

 

のちにNHKは誤訳を認めていますが、『普天間』なんてオバマさん一言も言ってないのに、これは誤訳じゃなくて、完全に情報操作ですよね?

 

 

そう。だからアメリカは『沖縄に基地を置くこと』にそこまでこだわってない。

むしろグアム移設で良いと言っている。

 

 

こだわってるのは、基地利権を持つ人、防衛省、外務省の一部の官僚、そして自民党、公明党、維新のみです。

 

 

つか、情報操作とか文書偽造までして、沖縄から基地を出したくないんですって。

 

沖縄の人たちの約半分が『基地否定派』でいるのに、こういう一部の利権もったエライ人たちのために、色んな操作がされて結局基地問題が前に進まないのは、原発利権の構造と本当にそっくりですね。

 

 

沖縄のみなさん。こんな自民党の擁立候補に一票入れて、沖縄の未来は明るいと思いますか? 彼らは自分たちの利権のためには、なんだってしますよーーーー!!

 

 

話はデニーさんに戻りますが、講義の最後に、

『憲法99条に書いてありますが、憲法は天皇も議員も公務員も守らないといけません』と仰りました。(※ちなみに自民党の改憲草案では、なぜか天皇の文字が削除されてます。天皇のみ、憲法を護らなくて良いということ?)

 

 

そして、本当に共感したのは、この言葉でした。

 

『大切なのは、屈しない心を柔らかい心で皆に伝えること』

 

はい!この講義が終わって2秒で、私はデニーさんのファンになりました(笑)

とてもわかりやすい講義内容と、人間力の高さが垣間見える講義でした。

 

 

その後、夜9時から繰り広げられる小沢塾合宿の飲み会にデニーさんも参加し、

塾生たちと熱く沖縄について語っていらっしゃいました。

 

 

1年半前の私の政治パーティでは、直接喋ったこともなかったのに、

参加してくださり、スピーチしてくださり、ご寄付までいただきましたポーン

 

 

そして今年の元旦、小沢邸で開かれた新年会でやっと直接喋れました^^;

デニーさんとは、音楽の話で盛り上がりました!!音譜

実はデニーさん、趣味でバンドをされてるようです乙女のトキメキ

ポジションは確か、ギターだったかな??

 

 

音楽歴が長い私は確信してますが、音楽を愛する人に悪い人はいないですグー

 

 

昔、フジロックフェスで5万円入った財布を落としましたが、

きちんと事務局に届いてましたチュー(笑)

 

 

今回も長くなりましたが(時間みたらもう午後9時!!!!!)

沖縄のみなさま、、、

 

 

 

玉城デニー沖縄県知事を誕生させてください!!!

 

衆議院議員の職を捨てての、初めての挑戦です!!

沖縄の未来のためにも、玉城デニー氏を応援してください!!!!

私も心から、応援します!!!

 

 

どうか皆さま、よろしくお願いいたします。

 

 

真白リョウ